【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ24)

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惚れたのは【怪盗/青】ページ24

何故こうなってしまったのか…
後数分帰る時間をズラしていれば良かったなと後悔する。

だって、目の前にはギャングラーがいる。早く国際警察さん来てくれと願うがそれも虚しく刃物を振り下ろそうとするギャングラーを見てもうダメだと目を瞑る。

けど、一向に痛みが来ないので怯えながらゆっくり目を開けると目の前には世間を騒がす青い怪盗さんがいた

『あれ…痛く、ない…?』

怪盗青「…何してる早く逃げろ」

『あっ、ありがとうございますっ!』

怪盗青「フッ…」

逃げて来たはいいけど、怪盗さん大丈夫かなとか怪盗さんでもいい人いるんだなーと思った。それにカッコよかった。これが世にいう一目惚れかもしれない。

よしっ、幼馴染のアイツにも報告しようと幼馴染の働いているジュレへやってきた。勢いよくドアを開けた

『おっ邪魔しまーす!!』

透「……何しにきた」

『とーま!聞いて聞いて!さっき恋に落ちたかもしれない!』

透「は?」

『だーかーら～、恋!こーいー!ラブ!だよ!』

コイツは何言ってるんだ。という冷めた目で見る幼馴染。近くにスマホを弄ってる魁利くんとお水を用意してくれた初美花ちゃんがいて相手は?と興味津々で聞いてくるから青い怪盗さん!と笑顔で言うと3人同時にむせ込んだ

『だ、大丈夫?!3人同時にむせ込むなんて仲いい証拠だねっ』

透「………はぁ」

魁「そうそう、俺ら仲いいからね～」

初「…あっ!あ、Aさん!青い怪盗の何処に惚れたんですか?」

『気になる?気になる～?あのね～…』