愛し子が24人 ページ8
600hit、ありがとうございます!
これからも頑張ります!
では続きをどうぞ!
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敦side
敦「い、いい、嫌ですよ!それってつまり『餌』じゃないですか!誰がそんな……」
すると僕を引き止めるには十分なことを太宰さんは言った。
太「報酬でるよ」
報酬……?ピクリ
太「国木田君は社に戻ってこの紙を社長に。」
国「おい、二人で捕まえる気か?まずは情報の裏を取って…………」
太「いいから」
すると国木田さんは何も言わなくなった。
敦「ち、ちなみに参考までになんですが…報酬はいかほど…?」
※国木田さんはこの時敦くんの将来を心配しました。
太「こんくらい」スッ
!?
そこにはゼロが沢山あった……
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その後は太宰さんと僕で虎を捕まえるべく、倉庫に来ていた。(翻訳:お金につられました。)
太宰さんは『完全ジサツ読本』というよく出版できたな、と思う本を見ていた。
敦「……本当にここに現れるんですか?」
太「本当だよ。」
太宰さんはもう確信しているかのように断言した。
太「心配いらない。虎が現れても私の敵じゃないよ。こう見えても『武装探偵社』の一隅だからね。」
…………すごい自信だった。僕なんか……いや、ダメだ。少なくとも凜ちゃんは僕を必要としてくれたんだ。
凜ちゃんを信じて、僕も自身を持たなきゃ!
太「…………」
太宰さんは何故か僕を見て何かを考えていた。
太「さて、そろそろかな。」
ガタン!
太宰さんがそう云うと奥の方で大きな音がした。
敦「今、そこで物音が!」
太「そうだね」
太宰さんは至って冷静だった。
敦「きっと奴ですよ太宰さん!」
太宰さんとは反対に僕はとてつもなく怖かった。
太「風で何か落ちたんだろう。」
敦「ひ、人食い虎だ……僕を喰いに来たんだ……!」
太「座り給えよ敦君、虎はあんな処からは来ない」
敦「ど、どうして判るんです!」
僕は思わず叫んだ。
太「そもそも変なんだよ敦君。」パタン
太宰さんは本を閉じた。
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この頃キリ悪いの多いなぁ…
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リンリィ(プロフ) - なにかの手違いで似てるやつが2つ作られちゃってます!混乱するとは思いますが何卒ご容赦をください。 (2020年2月9日 3時) (レス) id: 0c4102bb5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リンリィ | 作成日時:2020年2月9日 3時