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愛し子が29人 ページ13

中島side






樋口さんが谷崎さんたちめがけて銃を撃った。







すると………







ナ「兄様……大丈……夫?」







ナオミさんが谷崎さんのことを庇って重症を負った。







谷「ナオミッ!!







ナオミ!!しっかり!!ナオミッ!!目を開けて!!








ど、どどうしよう……








敦くん、止血帯持ッて無い?







いや先ず傷口を洗ッて……違う!!








与謝野先生に診せなきゃあ……







い、医務室まで運ばないと!








敦くん 足持ッて……!」








すると樋口さんは銃弾をセットした。







樋「そこまでです。








貴方が戦闘要員でないことは調査済みです。







健気な妹君の後を追っていただきましょうか。」ジャキ







谷「あ''?






チンピラ如きが……






ナオミを傷つけたね?







『細雪』」








樋「!!」







すると谷崎さんは元の谷崎さんとは違う低くてどす黒い声を放った。






樋(雪……?この季節に?)







谷「敦くん







奥に避難するンだ








こいつは……ボクが……








コロす……!」ギリィ







すると樋口さんは乱射して谷崎さんを撃った。







しかし、撃たれた谷崎さんは霧のように消えた。







谷「ボクの『細雪』は雪の降る空間そのものをスクリーンに変える。」






どこからともなく谷崎さんの声が聞こえる。







樋「なっ……何処だ!」チャキ!







谷「ボクの姿の上に背後の風景を『上書き』した。







もうお前にボクは見えない。」







樋「しかし…………







姿は見えずとも弾は中る筈っ!」






谷「大外れ」





谷崎さんはいつの間にか樋口さんの背後に居て、樋口さんの首を絞めた。






樋「…………ッ!!」








谷「シんで終え……!!」グググググ






樋「くっ……あっ……!」






ゴホゴホ







すると近くで咳の声が聞こえた。







そしてその瞬間谷崎さんは倒れた。






谷崎さんの背後には写真で見た芥川龍之介がいた。







「シを惧れよ







コロしを惧れよ






シを望む者






等しくシに






望まるるが故に…………ゴホッ」







すると僕の脳内には国木田さんの声が響いた。








国「こいつには遭うな







遭ったら逃げろ






俺でも奴と戦うのは御免だ」






敦「なっ……!」






今そいつが目の前にいるのだった。

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設定タグ:文スト , 愛され , 太宰治   
作品ジャンル:アニメ
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リンリィ(プロフ) - なにかの手違いで似てるやつが2つ作られちゃってます!混乱するとは思いますが何卒ご容赦をください。 (2020年2月9日 3時) (レス) id: 0c4102bb5e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リンリィ | 作成日時:2020年2月9日 3時

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