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堕ち、る/zm ページ9

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『ほんま、かわええなぁ…。』


隣でスヤスヤと眠っている女性の顔を見てそっと呟く。


白いシーツに隠された絹のような肌は、昨日俺に縋ってきたモノと同じ感触。

身を攀じる彼女の姿を思い出せばまた気持ちも昂ぶってしまう。嗚呼、なんて官能的なのだろう。


「ぞ、むっ…!」


林檎のように頰を赤らめた彼女は昨日の夜、俺を求めていた。俺だけを求めていたのだ。
俺の腕に綺麗な爪を食い込ませながらもがく彼女。

彼女が本当に俺だけのものならいいのに、

なんて考えてしまうのは許して欲しい。



「んんっ…、ぞむ、おはよ。」

『おお、起きたんか、おはよ。』


目を開けた彼女は時間を尋ねてくる。
その姿全てが愛しい、でも、


『8時半やで。』

「え、嘘!!どうしよう、







夫が帰ってくる…!」





そう、彼女は、




「ごめんね、ゾム!!私すぐ帰らないと!」

『おう。またな。』





扉を勢いよく閉めた彼女は、





『…くっそ…。』





もう、別の男の物だ。






時には首筋に歯型を付けてみようと思った事もあった。首輪みたいやな、って。

でも、Aに迷惑が掛かる。
只でさえ、あってはならない関係であるというのに。


だから、俺は今日も来た時と同じ姿の彼女を送り出すのだ。


そして、



夜になるとまた彼女は何気ない顔でやってくる。


そしてまた、

ズブ、ズブ、と。
深い欲望に、堕ちるように、


俺たちは今日も、ベッドに沈む。






__________

実況様リクエストありがとうございました…!
遅くなってしまい申し訳ありません…!大人な雰囲気が掴めなかったのと、テスト期間が原因です…!

また、少しずつ更新していきますのでよろしくお願いします!!

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よもぎもち(プロフ) - シークさん» その通りです!!!きづいてもらえた!!嬉しい!! (2019年10月26日 23時) (レス) id: 36d07d0b38 (このIDを非表示/違反報告)
シーク - zmさんの捉え方2パターンってストーカーか、記憶喪失っていうことですかね? (2019年9月28日 23時) (レス) id: 10760f4896 (このIDを非表示/違反報告)
麻技 - ヤンデレ多い、、、。だ、ダイジョウブ? (2019年8月25日 8時) (レス) id: d97b7204fc (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(プロフ) - 実況さん» 分かりましたー!!出来るだけご期待に添えるように頑張ります!! (2019年5月7日 0時) (レス) id: 36d07d0b38 (このIDを非表示/違反報告)
実況 - ちょっと大人のお話しでお願いします! ゾムでお願いします☆ (2019年5月6日 23時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よもぎもち。 | 作成日時:2019年4月2日 22時

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