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...
2年の校舎
本田「...」
じーっとグラウンドを見つめる本田。
その視線の先には仲の良さそうなAと川西の姿が。
白岩「やすくん、何見てるの？」
後ろから白岩が肩を叩き聞くと、
本田「...なんでもねぇ」
と言って本田はそっぽを向いてしまった。
白岩「(....相変わらず嘘つくの下手だなぁ...)」
.
.
.
「そう言えばさ、私たちお互い自己紹介してないよね」
隣を歩くピンク髪に話しかける。
川西「確かに。お前港人の名前は呼んでたけどな笑」
「いやーあの時は縄ほどいてもらうのに必死で....」
勢いでいきなり『港人』と呼んでしまったことを思い出し少し恥ずかしくなる。
川西「ちなみにさ、俺の名前は分かる？」
ワクワクした表情でピンク髪は聞く。
「もちろん。拓実。」
何気に初めて呼ぶ名前。心の中でもピンク髪って呼んでたもんなぁ...
川西「(...うわぁぁーーー)」
「....え、ごめん、違った？」
私が名前を呼ぶと突然拓実は黙って下を向いてしまった。
川西「いや、違わないです。たくみです」
少し恥ずかしそうに上げた顔。
拓実は、頭だけじゃなくて頬も少しピンク色に染まっていた。
「え、もしかして照れてる？」
なんだ、可愛いところもあるんだな。
川西「照れてないし！夕日に照らされてるだけやし！」
「まだ全然夕日でてないけど」
そんなくだらない会話をしていたら、あっという間に家までついてしまった。
「あ、ここ、私の家。
ごめん、送らせちゃった」
川西「いや全然。俺が誘ったんやし。
あ、またお前の名前聞き損ねるとこやった笑
名前教えてよ」
ほんとだ。
っていうか浅賀高校にいた人たち、全員私の名前知らないんじゃないかなぁ...
「成瀬だよ」
いちおう、苗字だけでいっか。
川西「おっけー。成瀬。またね」
「うん、またね」
拓実は手をひらひら振りながら反対方向へ引き返して行った。
「(...なんだかんだ優しい奴...)」
つられて私も手を振り返す。
次会うのはいつなんだろうな、なんて考えていたけど
そう遠くない未来、私はこのピンク頭とまた再会することになるのだ。
.
.
.
川西「(....夕凪高校の番長がなんだっていうんだ。
誰の女だろうと、
....成瀬は絶対俺の女にしてやる)」
勘違いが一人歩きしている川西は、帰り道そう決心した。
※川西くんはAと本田が付き合ってると思ってます。
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みなけい(プロフ) - はぐきぐきぐきさん» はい！まってます！(o^^o) (2020年3月14日 2時) (
レス) id: ccf4f15272 (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - りんりんさん» りんりんさん、コメントありがとうございます。1番好きだなんて...！嬉しすぎます（ ; ; ）木全が出てくる話は考えるのもとっても楽しいです。これからも頑張ります！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ae6dcd2b2e (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - だっちぃさん» だっちぃさん、コメントありがとうございます。いつも読んでいただいている皆様のおかげでがんばれています。ありがたいです。これからも精進してまいります！ (2020年3月13日 23時) (レス) id: ae6dcd2b2e (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - みなけいさん» みなけいさん、コメントありがとうございます。大好きだなんて嬉しいです！ありがとうございます(*^o^*)らいらはまだ名前しか出ていないので、後々登場させるつもりです。楽しみにしていてください〜 (2020年3月13日 23時) (レス) id: ae6dcd2b2e (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - まなさん» まなさん、コメントありがとうございます。兄貴がなかなか出せずじまいで申し訳ないです...！師匠と弟子という関係なので、これからもたくさん絡みはありますので楽しみに待っていただければ嬉しいです(*^^*) (2020年3月13日 23時) (レス) id: ae6dcd2b2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぐきぐきぐき | 作成日時：2020年1月11日 17時
