5.lk ページ5
リノSide
宿舎にて
FL「リノヒョン」
ソファでぐだぐだしていると、風呂上がりのヨンボクが俺の隣に座ってきた。
LK「んー？」
FL「今日、会ったんだよね？」
妙にキラキラした目でそう聞くヨンボク。
LK「誰に？」
FL「誰って、ほら、“専属SP”！マネージャーが言ってた！」
LK「...あー...」
会った。確かに。
FL「どんな方でしたか？」
...どんな方、ねぇ。
会っても、特に何も思わなかった。強いて言うなら、
.
LK「...機械みたいだった」
.
FL「？き、機械？」
キョトンとするヨンボク。
.
そう、機械。
それ以外言いようがない。
彼女は
ヒョンジンから少し距離を取ったところでずっと綺麗な姿勢で立っていた。
表情が動かないか気になって少し観察したけど
スタッフの方やヒョンジンと少し話すだけで、笑うことはなかった。
LK「でも」
.
LK「ヒョンジンはずっと笑ってた」
.
何が嬉しいんだってくらいずっとニコニコして
ことあるごとに彼女に話しかけていた。
.
FL「え〜そうなんだぁ
いいなぁリノヒョン」
LK「何が」
FL「僕も早くハン・Aさんに会いたい〜」
そっか、確かそんな名前だったな。
LK「ヒョンジンと仕事一緒になったとき会えるだろ
そんなことより髪乾かしな」
FL「はーい」
うちの宿舎内で彼女の話題が出てきたのはこれが初めてで
他のメンバーは本当に興味がなさそうだった。
俺自身も、数日経つと彼女のことは忘れていた。
.
音楽番組出演当日
Aside
楽屋の外で待機していると
誰かが近づいてくる気配がして
つんつん、肩をつつかれた
振り向くと、
FL「こんにちは！
あの、違ったらすみません。ハン・Aさんですよね？」
ヒョンジンさんではない男の子が立っていた。
「はじめまして、フィリックスさん。
合っていますよ。ハン・Aです。」
FL「え！初めて会ったのに僕のこと知ってくれてるんですか？」
「はい。メンバーの顔と名前は記憶しています」
誰の担当になるかわからなかったから、仕事が始まる前に一応顔と名前は全て把握した。
FL「そうなんですね！
あの、これよかったらどうぞ！」
そう言って、フィリックスさんは手に持っていたタッパーを開けた。
これは...ブラウニー？
.
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はぐきぐきぐき(プロフ) - belleさん» お返事遅くなってしまいすみません💦コメントありがとうございます💖これからも作品を愛していただければ幸いです☺️ (4月1日 22時) (
レス) id: b1c2e7a752 (このIDを非表示/違反報告)
belle(プロフ) - 初めまして！すごく面白くて二人のこれからをずっと読んでたくなっちゃいました、笑Twitterもフォローさせていただきました！素敵な作品に出会えて良かったです！ (9月24日 12時) (レス) id: a2ba23688b (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - 白さん» 白さん、読んでいただきありがとうございました❤️ (7月14日 22時) (レス) id: 7acbc31d9a (このIDを非表示/違反報告)
白 - 一気読みしてしまいました！最高でした…！素晴らしい作品を作って頂きありがとうございます！ (7月12日 8時) (レス) id: 4aea3d1271 (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - 渚紗さん» 渚紗さん、コメントありがとうございます☺️お粗末さまでした💓 (2023年3月19日 8時) (レス) id: 7acbc31d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はぐきぐきぐき | 作成日時：2023年3月1日 16時
