28.bc ページ29
数日後
バンチャンSide
HJ「いい匂い〜
ヌナ〜何作ってんの？俺も手伝う〜」
「ダメです！ヒョンジンさんはじっとしていてください！」
HJ「なんでぇ」
驚くことに
Aちゃんが宿舎にきてから
ヒョンジナは見違えるほど元気になった。
そして、Aちゃんは
料理、洗濯、掃除、すべてを完璧にこなした。
仕事以外もこんなにできるなんて、本当にすごい人だ。
「手伝うのは、そのでかい包帯が取れてからです」
HJ「これはぁ、ヒョンたちが大袈裟なだけだもん！
もうほとんど何にもないよ」
そう言ってするすると包帯を取るヒョンジナ。
「...ほんとだ」
そう言って、かさぶただけになったヒョンジンの手を見て
Aちゃんはすごくほっとしたような顔をしていた。
そして、驚くことがもう一つ。
「ジソナ、塩取ってください」
HN「あーい」
CB「おいしそー、もーらい」
「こらチャンビナ！つまいぐいするな！」
Aちゃんはほんの数日で、この宿舎にすごく馴染んだ。
同い年のチャンビナとは、特に仲良くしている。
BC「チャンビナ、そんなことしてるとまたAちゃんのパンチを喰らうことになるぞ」
CB「うわっ、それは困る！！」
BC「ははは」
宿舎が賑やかになって
ヒョンジナが元気になって
それでいいはずなのに
どうしても、俺はAちゃんの目の下のクマが気になってしょうがなかった。
.
ASide
パチっ
「...はぁ」
また、目が覚めてしまった。時計の針は、3時を指そうとしていた。
「(....喉乾いた)」
そろりそろりとキッチンへ向かう。
あの日から
ヒョンジンさんの手から血が流れているところを何度も何度も思い出してしまって
最近ほとんど寝れていない。
今まで、仕事でこんなことはなかったのに。
...それだけ、ヒョンジンさんの存在が私の中で大きくなっていたということだろうか。
...こんなに参っているなんて、ほんと、らしくないな、...
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 725人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はぐきぐきぐき(プロフ) - belleさん» お返事遅くなってしまいすみません💦コメントありがとうございます💖これからも作品を愛していただければ幸いです☺️ (4月1日 22時) (
レス) id: b1c2e7a752 (このIDを非表示/違反報告)
belle(プロフ) - 初めまして！すごく面白くて二人のこれからをずっと読んでたくなっちゃいました、笑Twitterもフォローさせていただきました！素敵な作品に出会えて良かったです！ (9月24日 12時) (レス) id: a2ba23688b (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - 白さん» 白さん、読んでいただきありがとうございました❤️ (7月14日 22時) (レス) id: 7acbc31d9a (このIDを非表示/違反報告)
白 - 一気読みしてしまいました！最高でした…！素晴らしい作品を作って頂きありがとうございます！ (7月12日 8時) (レス) id: 4aea3d1271 (このIDを非表示/違反報告)
はぐきぐきぐき(プロフ) - 渚紗さん» 渚紗さん、コメントありがとうございます☺️お粗末さまでした💓 (2023年3月19日 8時) (レス) id: 7acbc31d9a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はぐきぐきぐき | 作成日時：2023年3月1日 16時
