7話 ページ7
夕飯が終わり、それぞれが寝る準備をしている中、レイが居ないことに気付いた
レイはよく図書室にいる
ノーマンと、レイが楽しそうに話している隙を狙って、私も図書室に向かった
＊
「レイ……？？」
薄暗い図書室に足を踏み入れる
私も意外と本を読むのは好きだ。
レイ程じゃないけどね
広い図書室を見渡すと、本に夢中になっているレイを見つけた
そんな姿を見て、カッコイイなとは思うけど、口に出しては絶対言わない
それに家族なんだし、こんな事思うのっておかしいよね…
「レイ」
私はとんとんっとレイの肩をつついた
「ん、Aか…」
「もうすぐ寝る時間だよ。寝ないの」
「寝る。すぐ行く」
パタンとレイは本を閉じて立ち上がった
「なぁ、A…」
「なぁに？」
レイは少し言葉を詰まらせた
何か言いにくいことがあるのだろうか
「…もし、さ。新しい家族が見つかったらお前は嬉しいか？」
何故そんな事を聞くのだろう。
今の私には分からない
「レイは嬉しくないの？」
やっぱり、今までずっと一緒に育ってきたから離れ離れになるのは寂しいのだろうか
「いや、嬉しいよ」
レイはそう言って軽く笑った
「変な事聞いたな。行くぞ」
レイは私の手を引いて一緒に寝室へ向かった
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Rinara* - 私も大好きです！頑張って下さい！ (2020年5月28日 23時) (
レス) id: b08831265b (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品とても好きです！！応援してます！更新がんばってください！ (2020年5月16日 16時) (レス) id: 6b4e68daa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meяu | 作成日時：2019年5月5日 16時
