私 と 彼 の 恋 模 様 【 C.Yuri 】

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涼｢大丈夫？｣

貴｢…｣

涼｢知念のことだよね？｣





なんで…わかるの？

相手がメンバーだから？









涼｢話して｣

貴｢大丈夫だよ｣






玲音と知念くんかぁ

はぁ…






勝手に傷ついて、落ち込んで…

ホント何やってんだろ







涼｢A、俺じゃ頼りない？｣

貴｢そういう訳じゃ｣






こういう時に呼び捨てなんてずるいよ

妙にドキッとするじゃん





貴｢涼介くん…迷惑じゃない？｣

涼｢大丈夫、だから抱え込まないで｣

貴｢ネックレスね玲音も付けてるの｣






瞬きするたびに

零れそうになる涙をこらえて






貴｢タオルも、同じなの｣

山｢そっか｣

貴｢香水…玲音の匂いがした｣





震える声で言葉を紡いで





貴｢ふふ、バカみたいだね｣

涼｢無理して笑わなくていい
泣けばいい｣





困らせちゃうってわかるのに

今だけ…






貴｢ごめん…少しだけだからっ｣






涼介くんを独り占めだ









なのに、頭に浮かぶのは









知念くんっ…









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