結局、誰も信じてくれないんですね【夜久 衛輔】

信じて３２【謝罪】 ページ33

黒「蘭…強制退部にはしない…
俺達にはそうする資格がないからな」

蘭「私のことはｯ＿＿＿」







がらがらガラッ





猫又「解決したのか？
A、大丈夫だったか？」

貴「はい…大丈夫です」





猫又先生には相談していた。




信じてもらえるとか

そういうのじゃなくて…






私が仕事をしているという事実を

猫又先生だけは最初から

知っていてくれていた思う。






猫又「蘭…辞めるかは自由だ。」






猫又先生の言葉には

重みがある。






猫又「だが、嘘をついて作った居場所は
すぐに消えるぞ…今回みたいにな。」






猫又先生は

なんでも知ってるんだな…







改めて、そう思った




蘭「っ…私、私…辞めます。
失礼します…」

潔「まって、言う事はそれだけなの？」

蘭「！！！
すいませんでした…」

仁「誰に向かって言ってるの！？」

蘭「A…先輩。すいません…でした！」





蘭ちゃんは

その場から逃げるように

走って行ってしまった

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