39 ページ42
Aside
『おはようございます！』
早朝いつものように体育館へ向かい普段と同じように挨拶をして荷物を置く
そんな私を見て安心したような表情を浮かべる人、気になることを聞いても良いのかどうか考える人、様々いたと思う
菅原「おはようA、元気か〜？」
『！、、はい！いつも通り元気ですよ』
菅原さんの対応を聞いて少し周りの雰囲気が和らいだ気がする
澤村「よし、合宿もあと一週間後だから気張ってくぞ！」
「「「はい！！！」」」
音駒との戦いまで、あと一週間
楽しみなような不安なような気持ちが交互にやってくる
ちゃんとできるだろうか
誰かの役に立てるだろうか
___________________________
合宿当日
夜まで学校で練習をして、そのまま合宿所にみんなで向かった
清水「ごめんね、私は家近いから遅くなったら帰るの」
『いえいえ、全然大丈夫ですよ！むしろ遅い時間に1人で帰るの大丈夫なんですか？」
合宿所までの道のりで潔子さんとずっとお話しできて楽しかった。途中で帰っちゃうのは寂しいけど、それまで一緒にいれるんだから嬉しいな
合宿所に着いてからはほとんどが秒で過ぎていった
『私が1番にお風呂いただいちゃって本当に大丈夫なんですか？』
澤村「あぁ、俺達はまだミーティングが残ってるからその間入っちゃいな」
菅原「ゆっくりでいいから、しっかり温まってこいよ〜」
『じゃあ、お言葉に甘えて、、、』
ゆっくりでいいと言われたものの、練習で疲れ果てている人達を待たせるわけにはいかないから、なるべく早めに入ろう
意外にも広々としたお風呂で驚いた
体を洗い流した後、湯船に浸かってバレー部に入ってからのことを思い返していた
日向と影山の速攻、先輩たちの試合、全部が新しくて懐かしくて
それに向き合っていく中で自分に隠し事が多いことに引け目を感じる
このままじゃダメだとは分かっているけど
話すほどの勇気なんてない
もう少し、後少しだけこのままでいさせて欲しい
_______________________________
お風呂からあがって髪を乾かしたりした後、カラコンだけつけて広間へ向かった
『お先にお風呂いただきました〜』
日向「おう！明日ランニングあるんだってよ！超楽しみ！」
超ハイテンションな日向に微笑むと
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りのん(プロフ) - 水無月のぞみさん» 今後、名前に少し触れる部分が出てくることもありますし、名前変更は別にやらなくても良いかなと、勝手に思っておりました。ご期待に添えるよう、すぐに修正いたします！ご指摘ありがとうございます！ (7月28日 0時) (
レス) id: ac57271a67 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 何で名前変えられないの？ (7月22日 15時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - 師走 雀さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです！ご期待に添えるようにもっともっと頑張ります(о´∀`о) (2023年1月9日 20時) (レス) id: ac57271a67 (このIDを非表示/違反報告)
師走 雀 - コメント失礼します…えっと凄く作品が面白くて…とても内容に沿ったお話で一気読みしましたとても良いお話でした更新頑張ってください＼＼\\٩( 'ω' )و //／／ (2023年1月9日 19時) (レス) @page8 id: e1dd0ef7c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りのん | 作成日時：2023年1月6日 20時
