11 ページ12
雪斗「Aちゃんは人の話を最後まで聞かないと、、、」
「ゆきくん!これ、Aちゃんのだいじ?」
雪斗に幼い少女が話しかけた
雪斗「そうだよ〜、Aちゃんは日本中にお友達がいるんだよ〜。一人一人の事を思い出せるように写真を撮ってるんだって」
周りの子供達が一気に騒ぎ出す
「Aちゃんすごい!」
「なぁ、Aってなんか悩んでる時にジョギング行く癖あるよな」
1人の少年が心配そうに言う
雪斗「どうだろうね〜、でもさっきのAちゃんは楽しそうな顔してたよね〜」
「ね〜!」
その頃、
『やっぱり!あの子だ!すごいセッターになったんだ!』
1人浮かれながら夜の道を走っていった
『あの時教えたやつ役に立ってるかな〜!』
一瞬その言葉が脳裏に浮かび
足を止めた
すると
「あのっ!!」
『うぇっ?』
すれ違ったアシメ前髪の人に呼び止められた
「神崎さん、ですよね」
A(やばい、やばいやばいやばい、カラコンももう外しちゃったし、隠せるものもない)
「サイン下さい!!!」
『へ?』
サイン?普通に何で辞めたか聞くんだと思ってた、、
『え、あの、その、、、』
「オレ、大ファンです!!」
大ファンて、、あん時まだ中学生やぞ
いや〜でもね、こんな目を輝かしてファンだと言われてしまったら仕方がないな〜←チョロイ
『あ、ど、どこに書けば、、、』
「えと、、、このジャージで!ペンはあります!」
私はアシメくんの無地のジャージの背中に達筆風に名前を書いた
『ん、できました』
「ありがとうございます、おれ白布賢二郎っていいます!」
あ、なんか影山と似た感じだけど言葉の端々に知性を感じる
『白布、、くん?はバレー部なの?』
白布「はい、一応白鳥沢でセッターやってます」
『あーっと、その敬語やめない?ちょっと不思議な感じする、というより何年なの?』
白布「2年で、す」
『年上なの、ごめんね、敬語使うの苦手で、だから他の人にも敬語無しって言ってるんだけど、』
白布「慣れま、慣れる」
なんか、年上とか関係なく敬語使われるとムズムズするんだよね
『そっかー、白鳥沢かぁ、、、若、元気?』
白布「っ?!牛島さんのこと知ってるんですか?!」
『あー、まぁ、ちょっとね」
267人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りのん(プロフ) - 水無月のぞみさん» 今後、名前に少し触れる部分が出てくることもありますし、名前変更は別にやらなくても良いかなと、勝手に思っておりました。ご期待に添えるよう、すぐに修正いたします!ご指摘ありがとうございます! (7月28日 0時) (レス) id: ac57271a67 (このIDを非表示/違反報告)
水無月のぞみ - 何で名前変えられないの? (7月22日 15時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - 師走 雀さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!ご期待に添えるようにもっともっと頑張ります(о´∀`о) (2023年1月9日 20時) (レス) id: ac57271a67 (このIDを非表示/違反報告)
師走 雀 - コメント失礼します…えっと凄く作品が面白くて…とても内容に沿ったお話で一気読みしましたとても良いお話でした更新頑張ってください\\\\٩( 'ω' )و //// (2023年1月9日 19時) (レス) @page8 id: e1dd0ef7c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りのん | 作成日時:2023年1月6日 20時