今日もミンユンギを我慢する。

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私が頑張ってしたところで結局、ユンギさんの方がリードする形になる。




閉じていた目を開けた時ユンギさんも私を見ていて、
冷ややかだとしか思っていなかったはずの眼差しが
今はこんなにも、内側から熱くさせる。







息が漏れた唇の間から舌が割り込んだ。



静かな部屋の中で、貪るように求め合う音だけがして
恥ずかしさに耳を塞ぎたくなる。









YG「…もう、さ」








ユンギさんが、上にいる。

いつの間にか押し倒されていたことも
夢中になりすぎて気づかなかった。









YG「理性飛びそうなんだわ」








火照った顔が、色気を倍増させているように見えてならない。








YG「…でも」






上からギュッと抱き締められて
少し苦しいのが逆に心地よくて、








YG「大事にしたいんだよ」







抱きしめてくれるユンギさんの、サラサラな髪を撫でてみる。








『…ずっと一緒にいてください』



『怒ってもいいですから、』






本当は怒られたくなんかないけど






YG「馬鹿」






腕枕をしながら優しく小突いてくる。







YG「怒らすなよ」






その後撫でてくれるあたたかい手が大好きだから、
怒られるのも悪くないなんて変なことを考えるんだろう。









その夜は、優しい夢を見た。

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