今日もミンユンギを我慢する。

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シャワーを浴びながら今日の出来事を振り返る。



そもそもこういうダブルデートなんて好きじゃなさそうなのに、最初こそ気だるそうだったのに、
私のために時間を作ってくれたことに愛を感じたのは確かで。

出会ったばかりの時の私ではこんな関係になるなんて全くもって想像できなかった。




思い返せば今日まで、ユンギさんから与えられる好意に自信がなかったのかもしれない。

あまりにも分かりにくいし。


それでも垣間見せられる笑顔だとか、優しい言葉の一つ一つに惹かれていったのは必然だったのではと思ったりする。








『お待たせしました』





シャワーから戻ると、適当にテレビを見ていたユンギさんがこちらを見ることもなく自分の隣をポンと叩く。


ベッドに足を伸ばして座って、二人並んで映画を観始めた。









YG「ふーん…」



『どうかしたんですか』



YG「ユナってこういうのが好きなんだな」



『どんなのが好きだと思ってました？』






SFホラーは迫力があって面白い。
みんなすきだと勝手に思っていたけど、ユンギさんの中の私のイメージって何だったんだろう。





いろいろ考えている私の肩が
不意に抱き寄せられた。




いまだにこういう甘い雰囲気は慣れないなぁと思いながら、ユンギさんの肩に頭を乗せてちらりと顔を盗み見てみる。









…目が合った。









YG「恋愛ものとか、女子がキャーキャー言いそうなやつ」



『私はそんなに可愛らしくありませんよ？』






おどけて言ったのに、ユンギさんは顔をしかめて
私の頬を指で挟んできた。








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