今日もミンユンギを我慢する。

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『今日ほんとありがとね…まじで助かった』


「そんなのいいって！はやく行こ！」


MN「あ！ユナこっちこっち！」




こじんまりした居酒屋にやってきて、
同僚や先輩達とテーブルを囲い、お酒も入って雰囲気が盛り上がってきた頃

入口のドアがカラカラと開いて長身の男性が入ってきた。






『あ、ミナ』


MN「ん？」







こっそり指さすとミナの目が輝いた。






MN「ナムジュンさん…！こんなところで奇遇ですね！」


NJ「あぁ、飲み会でもしてたんですか？」





好きな人にぐいぐいいけるミナは凄いなぁと感心しながらニヤニヤしていると、ナムジュンさんの後ろから見覚えのある姿がもうひとつ現れた。







YG「おいナム、何ナンパして…」






離れた席にいるのに何故か目が合って、デジャブを感じた。
そして私を見るなりムスッとした顔で近づいてくる。







YG「キム、仕事はどうした」


『え？』


YG「お前に限ってそんな短時間で終わるわけねぇだろ」


『それは…手伝ってもらって終わりました』






手伝ってもらうことが悪みたいな言い草に私もムッとしながら答える





YG「あぁそう。ミスってたら全部やり直させるからな」




私と一緒にいる人でユンギさんの部下は他にもいるのに、なぜか私だけ怒られてる。
仕事が終わったら終わったで文句言われる。
完全に私の事嫌いじゃん。


お酒の入ったグラスを握って飲み干そうとした時
昼間に聞いてしまったあの会話を思い出した。





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