今日もミンユンギを我慢する。

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出張帰りの私に、次への宿題と称してまた大量のファイルが渡された。





『こ、これ今日中ですか？』



YG「隣の部署のお前の親友はその量、ナムに頼まれて2時間で済ませたぞ」


『それはずるいじゃないですか…』


YG「何か言ったか？」





ナムジュンさんに頼まれたら早いに決まってんじゃん！







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パソコンに向かって渋々入力を始めると、定時がやってきてみんな次々に退勤していく。






「ユナちゃん手伝おうか？」


『いいの？！』





同期の男の子が声をかけてくれて、ファイルを手に振り向くとそこにはユンギさんが立っていた。





YG「これはお前への課題。手伝わせるなんて言わないよな？」


「そ、そうだ用があったんだ！ごめんねユナちゃん！お疲れ様」




これは完全にパワハラと言うやつだ…
終わりそうもない量を前に、とうとうムカついてきた。





『…なんでそんなに私ばかりいじめるんですか』



YG「いじめる？」




ついに私とユンギさんだけになったオフィス。
椅子に座る私の両肩に、後ろから手を乗せた。






YG「俺がお前を育てるためだって言えば喜んでやるのか？物は言いようだな。俺がやれと言ったらやるんだよ」



YG「それから、」






ユンギさんの顔が耳元に近づく









YG「…昨日の俺とナムの会話、どこからどこまで聞いてた？」





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