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続き
『去年の花火大会のことを思い出したの』
黒｢………!…それがどうしたんだよ｣
『私の家は厳しいでしょ?だから毎年、
家の中でしか花火を見ることができなかった。
でも去年は違った。
クロが父さん達を説得してくれたから
花火大会、行けたんだよね。
私ね、クロと見た花火がすごく綺麗で
このまま時間が止まってしまえばいいのにって
思った。
その時からかな、私がクロのこと好きって
思ったのって。
私達、小学生の時から付き合ってたけど
その時の私には好きがよく分からなかった。
愛とかもよく分かんなかった。
好きとか愛してるとか全部、家族に感じる
感情と同じだと思ってたから。
だから中一の時、若利君にあって、
初めて憧れを抱いた。
私はそれが“好き”って気持ちなんだって
それが“愛”なんだって勘違いしてた。
本当の好きは、一緒にいると胸がポカポカして
恥ずかしくて、でも、一緒にいられることが
嬉しい…。
それだって、さっき気づいた。
…………私だって、クロに 婚約なんてなかったら
良かった なんて言われたら傷つくよ。
クロもこんな気持ちだったんだね…
こんなの…言い訳でしかないけど……
ごめんね』
ﾊﾞﾝｯ
勢いよく扉が開き、ビックリしていると
黒｢…んのバカｯ!!｣
クロがそう言いながら抱きついてきた
『クロｯ!!ごめん、ごめんね…!!
悲しい思いさせてごめんねっ…!!
クロのこと、好きだから…………お願い。
嫌いに……ならないで』
黒｢なるわけないだろ!!俺がっ!!
俺がどんだけおまえのこと好きだと
思ってんだよ!!こんな事で嫌いになんて
なんねぇよ!!｣
『クロ〜!!大好きぃ!!』
黒｢俺も大好きだ!!愛してるよ。A｣
『鉄朗!!鉄朗大好き!!愛してる!!』
そして、私たちは仲直りした
──────おまけ
こっそり覗いていた音駒一同(黒尾達は除く)
『クロ〜大好きぃ!!』
黒｢俺も大好きだ!!愛してるよ。A｣
研｢はぁ、やっと仲直りしたし…｣
夜｢あいつらって…やっぱバカップルだろ｣
リ｢元々バカっぽいじゃないですか!!
あの二人!!｣
山｢コラｯ!!リエーフ!!Aに
なんてこと言うんだ!!｣
黒｢おいこらお前ら!!邪魔すんな!!｣
『え、なに、みんないるの!?
覗きとか最低ですよ!!
研磨以外、絶対許しませんから!!』
音駒｢すんませんしたァァァ｣
『許さん!!』
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くるみ(プロフ) - なつきさん» ありがとうございます!!!!! (2020年5月31日 11時) (
レス) id: 55d958a2d5 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - 今後の展開が楽しみすぎる！！更新頑張ってください！！ (2020年5月31日 8時) (レス) id: 0d6f6a630f (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます。木兎さんの方も読んでくださったんですね！嬉しいです！本当にありがとうございます。更新頑張ります！ (2020年4月23日 12時) (レス) id: 55d958a2d5 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - 木兎さんの小説から来ました。こっちの作品も好きです！夢主ちゃんかわいい...最高です！更新頑張ってください。応援してます！ (2020年4月22日 12時) (レス) id: 0d6f6a630f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花咲優奈 | 作成日時：2020年4月15日 0時
