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三郎 ページ3

.








「ったく.…なんでこんな女と…いち兄のためとはいうものの…」







『一郎さんのご飯美味しいだろうねえ』







「一郎様って呼べこの低脳。いち兄のご飯は美味しいに決まってるだろ」







『兄貴好きすぎな』




今日は一郎さんに夜ご飯をご馳走して貰えることになった

だけどお使いを頼まれて いやいや言ってたら軽く殴られた
そろそろクビになるんじゃね私




とそんなことを考えながら歩いていたら

たまたま見かけた肉屋さんが美味しそうだから行こうとしたら

肉は頼まれてないだろ!と怒られた

何気に面倒見いいんだこの子







「ほんと馬鹿。ブス」






『ブスは今関係ねえだろうがよ』







.








『ねえ、これ重いなあ〜つって〜』






「で?」






『…いや…。』






スーパーからの帰り道 私が両手に持つ荷物の量は JKが持っていい量じゃない

なのに三郎の野郎は片手に軽いものしか持ってない
まあ確かに中学生だけどさあ


しんどい重い とさりげなくアピールしたが無で返される


あーそうかい分かったよやってやるよ

と重い荷物をもっかい持ち直した








「ん、」







『あ?』







「…それ。持ってやるつってんでしょ」








『え、ありがとう』






三郎って二郎と似てツンデレだね!

そう言ったら 渡した荷物でぶん殴られそうになった
暴力性高いところもよく似てるよホント!!!

一郎さん→←二郎くん



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作者名:桜花 | 作成日時:2019年2月17日 18時

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