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ダメ15 ページ15







いつもと同じように夜目覚め辺りを見回すと
なにか人影が見えてビクッとする

少しずつ近づくと月光でぼーんやり姿が見えてくる
その子は黒髪で長くて
綺麗な顔をしていた。ヤダ素敵

待てよ。てかなんでこんなとこにいんの怖いんだけど




『………アノゥ』




「なに?声掛けないで」




『えぇ…』






とりあえずビクビクしながらも話しかけてみるとすごい勢いで拒絶されちゃった。

もう秒すぎて えぇ…って思わず言葉に出した

てか本当可愛い子だけど、胸ないな。全然。いやどこ見てんだって感じだけど
顔だったら100分の1も勝てないけど胸ならワンチャン、いやツーチャン
とジロジロ見ていると相手から殺気を感じたのですぐさま目を逸らした





『い、いやね。あのー、どう?最近』





「は?」





『ごめん』





めっちゃ親しい人みたいに話し始めてもた〜
黒髪の子もは?って顔してる

いやこの顔は終始ずっとされてる

気狂ってきた。






『んーー、す、好きな人とかはいないの?』





「は?」




『よ、夜って恋の話とか、するんじゃないの?人間は。』




「何をどうしてそうなったのかは分からないけど、君煩いね、口切るよ」




『ヒッ』




『…お、お聞きしますが、ヌァんで私の部屋に?』




緊張しすぎて噛んでしまった
でもそのくらいこの黒髪の子の殺気つよすぎて

だからいま腰抜けずにちゃんと立ててることが凄い。偉い私、成長した!!




「…別に特に理由は。君が変な鬼だと思ったらころそうと思って」




『それが理由だバカ』




「何それ。僕のこと?」




『いや察せない私が馬鹿でしたねごめん殺さないで』




「はぁ、よく分からないけど。皆が言う通り、君は鬼らしくないね。鬼なのは確かだけど」




『嫌い?』




「うん。殺したくなる」




『聞かなければよかった』




その後 ボーッと黒髪の子を眺めていると
黒髪の子も一切動かないので
え?死んでる?と思ったら 座ったまま寝てた

さすがに私もそのままにしておこうとは思えなくて
不本意だよ、不本意。不本意だけど お姫様抱っこして
布団まで連れていきました。やっぱ胸ない!でも意外と重い!筋肉質だわ!

そしてそのまま朝になり、その子の寝相が悪すぎて着物はだけて上半身裸。
その時男だと気づいて顔真っ赤になった。胸でマウント取ろうとしてたのはずかしすぎかよ

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m - 初コメント失礼します。鬼舞辻推しとしては素晴らしい作品だなと思いました。そして、夢主ちゃんが泣き虫な点もこの作品の良いところだと思いました。これからも、作者様が明るい気持ちでこの作品に戻って来てくださることを願い、応援しております。 (2023年2月19日 1時) (レス) @page45 id: 6abbe396c0 (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 不死川さんオチを恵んで・・・ください・・・  バタ(倒れた) (2022年12月29日 15時) (レス) @page45 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 途中で終わっていて寂しいですてんまた更新されるのを楽しみにしてます (2022年8月6日 21時) (レス) @page45 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
thmrt1214(プロフ) - お話が更新されていて、とても嬉しいです! (2021年11月18日 12時) (レス) id: 92e3ef3143 (このIDを非表示/違反報告)
こたちゃん信者(プロフ) - むいくん、小芭内、天元様のオチを見てみたいです! (2021年8月18日 15時) (レス) id: 74c0c321e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜花 | 作成日時:2019年8月10日 20時

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