百十三話 * ページ14
.
じんじんと熱を持った身体
『はぅ…、ふっ…んん』
また、あの熱を帯びた目
「おい、顔、隠すなよ」
直視なんかできない、腕で顔を覆うしかない
『やだ…ぁ、はずかし、っん』
掴まれた腕はいとも簡単にどかされる
「俺の顔、ちゃんと、見ろ」
黒目を流すように細めた
『ぁんっ、実弥、…っ』
その目から視線は逸らせない、行き場を失った腕を実弥の首へ伸ばす
「はっ、…いい子だァ」
激しく揺れる実弥の前髪
『んんぅ…っはぁ』
とめどなくふってくる、深い口付け
「っ…A、A」
キツそうに顔を歪めた実弥は、身体を強ばらせた。
『はぁ…はぁ…実弥…』
ヘタリと倒れ込んできた身体は汗ばんでいる
「…A、わりぃ、身体平気かァ…」
優しく撫でられると、どんどん眠くなってしまう
『ん…』
プツリと糸が切れたよう眠ってしまった。
「A、愛してる」
実弥の言葉を聞くことなく。
423人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パチ麻呂(プロフ) - snowさん» コメントありがとうございます。最後の部分は個人的にこだわっていたシーンなので嬉しいです!続編の方も楽しんで頂けたら嬉しいです! (2020年11月8日 16時) (レス) id: 1f374d88ae (このIDを非表示/違反報告)
snow - パチ麻呂様!とりあえずお疲れ様でございました!もうすごく感動的というか、画面の前で号泣してしまいました。ありがとうございました。高評価して、続編に飛んでいきます!これからも応援してます! (2020年10月28日 22時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
みーさ(プロフ) - お返事ありがとうございます!性癖っていうんですかw続編も見させて頂いてます!これからもよろしくお願いします(*'ω') (2020年6月22日 21時) (レス) id: 02b4f910b1 (このIDを非表示/違反報告)
パチ麻呂(プロフ) - みーささん» うわわ(;_;) すっごく嬉しいです、、!こういうオチが性癖なので受け入れていただけるのは本当にありがたいです(( 続編でも当作品よろしくお願い致します! (2020年6月16日 1時) (レス) id: 1f374d88ae (このIDを非表示/違反報告)
みーさ(プロフ) - コメント失礼します。どストライクな作品でもう号泣しました(TT)ありがとうございました!! (2020年6月15日 21時) (レス) id: 02b4f910b1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ