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百二十三話 * ページ24











ぬちゅ、ぴちゅ、と言葉で説明出来ないようないやらしい音に思わず耳を塞ぎたい衝動に駆られる。


大好きで大きな手は私の秘部をドロドロに溶かしていく。

『はぁっ、んっ…』

「フー・・・」

『さね、んっ、み…』

「悪い、限界だ」


『んああっ!?…はっ…ぅ』


ずるりと引き抜かれた指の代わりに比べものにならない程大きなソレが私の腹部をいっぱいにした。


もう何度もしてきた事なのに。


この天井だって、そろそろ見慣れていいはずなのに。


目の前いっぱいに広がる愛しい人の姿。


激しく身体を揺らされて、飛びそうな意識を必死に繋ぎ止めた。


肌と肌がぶつかる音と、2人の荒い息が広い部屋に響く。



『きゃ…!だめぇっ、おかしくなっちゃ、!』


ガッチリと腰を掴んだ実弥は私の身体をも腕で引き寄せて打ち付けた。

今まで届かなかった所まで突かれて、快感のあまりガクガクと震える口元

「く…ぁっ…」

さっきまで余裕そうだった実弥の顔も次第に苦しそうになっていた。その歪んだ表情にもゾクリと背筋が反応した。

『はんっ…ああっ、あっんっ』

シーツを握って意識を逸らしたいのに、その気持ちよさで頭がいっぱいになってしまった。


「も、出…ッ」


『は…っ……ぁ、っ!』



ビクビクと腹部が痙攣すると同時に頭が真っ白になった。呼吸が上手くできない。



初めて迎えた絶頂に、目の前がチカチカとして身体の力が抜けてしまった。


屍のようにグッタリする私の髪を整えながら実弥はあの熱を持った目で見つめてきた。



「だから、煽んなって言ったろォ」



普段あんなに優しい実弥がこんなになってしまうなんて



『ご、ごめんなさ…い』



肩で息をする私にはそれを言うのが限界だった。

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パチ麻呂(プロフ) - snowさん» コメントありがとうございます。最後の部分は個人的にこだわっていたシーンなので嬉しいです!続編の方も楽しんで頂けたら嬉しいです! (2020年11月8日 16時) (レス) id: 1f374d88ae (このIDを非表示/違反報告)
snow - パチ麻呂様!とりあえずお疲れ様でございました!もうすごく感動的というか、画面の前で号泣してしまいました。ありがとうございました。高評価して、続編に飛んでいきます!これからも応援してます! (2020年10月28日 22時) (レス) id: 6289ae6079 (このIDを非表示/違反報告)
みーさ(プロフ) - お返事ありがとうございます!性癖っていうんですかw続編も見させて頂いてます!これからもよろしくお願いします(*'ω') (2020年6月22日 21時) (レス) id: 02b4f910b1 (このIDを非表示/違反報告)
パチ麻呂(プロフ) - みーささん» うわわ(;_;) すっごく嬉しいです、、!こういうオチが性癖なので受け入れていただけるのは本当にありがたいです(( 続編でも当作品よろしくお願い致します! (2020年6月16日 1時) (レス) id: 1f374d88ae (このIDを非表示/違反報告)
みーさ(プロフ) - コメント失礼します。どストライクな作品でもう号泣しました(TT)ありがとうございました!! (2020年6月15日 21時) (レス) id: 02b4f910b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パチ麻呂 | 作者ホームページ:ないです〜  
作成日時:2020年5月4日 0時

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