予期せぬ出来事 ページ47
和side
そんな窮屈な学生生活…
もうさ…
きちんと視線の主と話さなきゃ…
この状況は変えられないよね…
俺の精神状態ももたないよ…
しかし、どうやって視線の主と話す？
話しかけるって……ちょっと怖いよね…
でも、俺から動かなきゃ…たぶん物事は動かない
このまま放置して
大切な人達を危険な目に合わせてしまったら……
俺にとって…１番あってはいけない事…
一対一になれるチャンスを作らなきゃ…
そんなある日
チャンスがやってくる
村「和〜(*´∇｀*)今日さ部活があるから一緒に帰れないや♪先に帰ってね(*^.^*)」
和「わかった♪」
丸「和君……俺も…帰れない…」
和「丸ちゃん……泣きそうだけど？どうしたの？」
丸「…この前の中間テスト…ほぼ赤点だったの〜( ；∀；)今日、補習……」
和「(;ﾟ∇ﾟ)ｱﾊﾊ…そうだったんだ…頑張ってね♪」
中間テスト最終日
すっごく充実感たっぷりに
丸『俺の全力出しきった〜〜( ≧∀≦)ノ超手ごたえあったよ♪』って言ってたのにね(苦笑)
何処に手ごたえ感じてたんだろうね〜(笑)
丸「和君……気を付けて帰ってね…(´･ω･`)/〜〜」
和「丸ちゃん……あんまり気を落とさないで…明るい丸ちゃんが、俺は好きだよ♪」
丸「o(*ﾟ∀ﾟ*)oか、和君っ♪…今の一言で丸山隆平…頑張れますっ！(*｀･ω･)ゞ」
和「アハハハ♪…じゃあ、又明日ね！」
教室で丸ちゃんと別れ廊下を歩く
暫くすると
視線…
毎日毎日…飽きないよね…
下駄箱で靴に履き替え、グランドの横を校門に向けて歩く
村「和っ！( ´∀`)/〜〜」
和「ヒナ〜(*´∇｀*)ユニホーム姿…いいね♪」
村「マジ？(*´∀`)♪次の試合さ、レギュラー取り大変だよ…でも、絶対レギュラーになって、試合に出てさ…和や丸…五十嵐家の皆に応援に来てもらいたい…」
和「ﾌﾌ♪…ヒナならできる♪だって毎日練習、人一倍頑張ってるの…俺、知ってるよ♪」
村「和…」
和「写真部でさ、被写体探してる時…たまにヒナ撮ってた(笑)」
村「えぇ〜！」
和「練習…とっくに終わってるのに…１人でドリブルやシュート練習やってるヒナはさ、夕陽に映えて綺麗なんだよ♪影だけのヒナもいい画になるし…」
村「…知らなかった…何か…恥ずかしいな…(苦笑)」
和「ﾌﾌ♪…今度見せてあげるね♪丸ちゃんの変顔とかもあるよ(笑)」
村「それは…見たくないかも(笑)」
和「ﾌﾊﾊ♪とにかく、努力は必ず結果に出るから…ヒナは大丈夫♪レギュラーになれるよ！」
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
