不気味な影 ページ43
和side
智兄達と別れ
３人で駅に向かう
村「ちょっと待ってて♪ジュース買って来るよ(*´∀`)♪」
丸「うん♪」
ヒナが自販機を探しに行ったのを確認して
丸ちゃんに聞きたかった事を聞いてみる
和「丸ちゃん…学校の廊下でさ…俺に話しかけるタイミング…見計らってた？」
丸「えっ？……あ〜…ヒナから…二人で話してる時、さりげなく声かけて来いって言われたけど…２、３回試みて諦めた…(笑)」
和「２週間前くらいって……俺の事…見てた？」
丸「……２週間前………いや、その頃は諦めてたから…ヒナ繋がりでいつかお友達になれればいいなって……(///ω///)♪まさか、今日がお友達記念日になるなんて♪凄く嬉しいよ」
和「そう？…そう言ってもらえると…嬉しいよ♪(*^.^*)」
てっきり…ヒナの言うとおり
丸ちゃんが、タイミングを計ってるものだと思っていてから…
真実を知った今
少し恐怖を感じた…
丸ちゃんじゃない…
じゃあ、あの視線は…誰からのもの…
ゾワッて背筋に悪寒…
丸「和君モテるから♪ファンの子じゃない？噂によると、ファンクラブがあるらしいよ(*^.^*)」
ヒナが言ってたけど……
本当なんだ…
自分の知らない所で、知らない人に好意を寄せられるって…ちょっと…怖い(´ﾟωﾟ｀)
村「お待たせっ！(*´∇｀*)」
ジュースを持ったヒナが俺達の側に来る
ヒナに相談するべき？
智兄達に相談する方が確実？
村「和？どうかした？」
和「あ……うん……」
丸「和君……学校で、誰かに見られてる感じがするんだって…」
村「丸じゃないの？」
丸「俺じゃないよ(T_T)俺諦めたもん♪(笑)」
村「じゃあ、やっぱり和のファンだよ♪あんまり気にしなくて大丈夫だよ(*^.^*)」
和「そうかな？」
丸「しかし、今日は本当に楽しかった♪和君ともお友達になれたしね♪」
村「和とは仲良くなれたけど……智さんと、翔さんは許してないからな…たぶん(T_T)で、潤君からも警戒されてるから…それだけは覚えておけよ(-.-)」
丸「……そうなの？」
村「そうだよっ！(;´д｀)いきなり告るとか…マジで、引いたから…」
丸「……ﾊﾊｯ…」
二人の会話をぼんやり聞きながら
そうだよね…
あまり変に考え過ぎない方がいいよね…
春休み…
まだ、１週間近くあるんだし
楽しまなくちゃね…
そう…その後
春休みを満喫して
すっかり忘れてたんだ
あの視線の事……
まさかあんな事になるなんて…
誰も予想していなかったんだ…
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
