お花見 ページ36
和side
春休みに入って2日目
何か皆、バタバタしてて
なかなかお花見の話を切り出せないでいる…
皆…忙しそうだな…
お花見…行けないかもな(´・ω・`)
智兄は、今度保護されて来た子供の資料とにらめっこ
翔兄は、次の公判で弁護デビューするらしく
証人の調書やら、弁護資料やらバサバサ捲り目を通してる
こういう真剣な顔してる時の二人は
本当に格好いいんだ♪
話すタイミングを見計らってると
翔「…あのさ…そんなに見つめられると…仕事に集中できないんだけど(//////)」
和「あ…ごめん…真剣に仕事に取り組んでる二人…格好いいな〜って(*´∇｀*)仕事の邪魔してごめんね」
二人の側を離れようとすれば
グイッて翔兄の手が俺を引き寄せる
和「し、翔兄？(ﾟДﾟ)!!」
翔「もう♪そんな可愛い事言われたら…照れちゃうじゃん♪(〃ω〃)」
翔兄の膝の上に座らされギュウ〜って抱き締められる…
和「ﾝﾌﾌ♪真面目に仕事しなよ〜(笑)」
翔「…何か話したい事…あるんでしょ？何？」
翔兄にはバレてたのか…
流石弁護士さんだ(笑)
智「…和？相談事？」
和「…あのね…ヒナとヒナの友達と俺達兄弟で…お花見しようって話してて…でも…皆忙しそうだから…無理かな？って…」
翔「お花見か〜…気分転換にいいかもね♪１日くらい時間とるよ(〃ω〃)和の為だもん♪俺は皆の都合に合わせられるから♪決まったら言って♪…あ…公判の日は無理だけどね(^.^)」
智「俺も♪大丈夫だよ♪初期情報は整理できたし、基本、土日は休みだから♪」
和「後は雅兄と、潤君か…」
翔「…大丈夫だよ♪雅紀はお祭り大好きだし、潤だって、皆でワチャワチャするの好きだし…何より和からの提案だもん♪断る理由がない！」
俺の頭をワシャワシャって撫でて
翔兄が笑顔をくれる
和「ﾝﾌﾌ♪帰って来たら聞いてみるね♪」
それから、翔兄は俺を膝の上に抱っこしたまま資料を見る
いやいや…見にくいでしょ？(苦笑)
和「翔兄…仕事しにくいでしょ？俺、退くよ」
翔「大丈夫(#^.^#)この方が仕事がはかどる♪」
…どういう事？(笑)
結局、雅兄と潤君が帰って来るまで
俺は翔兄の膝の上に居る羽目に
潤「ただいま〜！疲れた〜(＞.＜)って…和…何やってんの？(笑)」
ですよね〜(；´∀｀)
翔「和は、悪くない…俺がこうしていたいの」
雅「ただいま！って翔兄…何やってんの？」
翔「見りゃわかんだろ…仕事の資料見てますけど…何か？」
雅・潤『…何も言えね〜( ´Д｀)』
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
