お受験です ページ32
雅side
いろいろあったこの冬
お父さんもあの後退院して
久しぶりに皆で会った
家で退院祝いをして
受験を控えてる俺に配慮してか
智兄と俺…翔兄の合同の誕生日会
クリスマスも早めに一緒にやっちゃえって(笑)
何がなんだかよくわからないパーティー
こんな事…初めてで
何か新鮮だった(笑)
いろんなプレゼントが入り乱れてて
とにかく楽しい１日だった♪
そして新しい年が明ける
皆で初詣
受験が上手くいきますように
どうにかこうにか合格できますように(*-ω人)
２月の上旬
智「…雅紀…リラックスね」
翔「運も実力のうちっていうからな…簡単な問題が出ますように……(*´-`)」
雅「…バカにしてるでしょ？」
翔「してないよ…(笑)」
雅「…」
潤「ﾌﾞﾊｯ( *´艸｀)まー君御守り持った？」
雅「勿論！」
和「雅兄……頑張って…雅兄なら大丈夫…大丈夫だから」
ギュウ〜って抱き付いてきた和を抱き締め返して
雅「…有り難う和！…頑張って来るね！」
和「ﾌﾌ♪気を付けて行ってらっしゃい♪」
翔「ρ(тωт`) ｲｼﾞｲｼﾞ……和が雅紀に…ギュウ〜ってした……」
うぜぇ〜(T-T)
雅「行ってきます！」
智・潤『頑張って！』
翔「落ちてしまえ……」ﾎﾞｿｯ
聞こえてるんだよ！
酷い兄貴だ…(苦笑)
和「頑張ってね〜(*^O^*)」
はぁ〜…それに比べて
和は、天使だ…
手を振る皆に笑顔でこたえる
電車に揺られて目的地
両頬をパシパシッ！って叩いて気合いを入れる
雅「大丈夫……今日まで頑張って来たんだ……俺ならできる……」
御守りを握りしめ
いざ、受験会場へ
シーンとした教室
カリカリ…カリカリ…
鉛筆と紙の擦れる音だけが聞こえる…
雅「終わった………はぁ〜……後は運を天に任せて合格発表を待つだけだ……」
やっと受験勉強から解放されて
心も体も軽い…
雅「ただいま！」
智・潤・和「『お帰り(*≧∀≦*)お疲れ様♪』」
ﾌﾌ♪大好きな人達に迎えられて幸せを噛み締める…
休日出勤だった翔兄も帰宅して
皆で俺の慰労会をしてくれた
いろいろあったね
潤と久しぶりの大喧嘩
和を巻き込んじゃって…
それでも、皆のおかげで辛い受験勉強
頑張れた…本当にありがとう…
いくら感謝を伝えても
伝えきれないよ(*^.^*)
皆の笑顔の花が咲く
でもね…
この頃から
和の周りで奇妙な事が起こり始めてたなんて
和自身も
俺達も
まだ気付いていなかったんだ…
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
