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智side
中学校の近くの駐車場に車を止めて
校庭まで走る
いや…あまり走る機会のない俺には
きついわ〜(。＞д＜)
翔「……はぁ……はぁ……疲れる……俺も年だわ〜Σ(ノд＜)」
お前できついなら…俺はどうなる
死んでしまうわ(苦笑)
智「お前が……言うな…ゼェ〜…ゼェ〜……」
翔「ﾌﾌ……なんかごめん(笑)」
校庭につくと
円陣が解かれ
守備位置に散るところ
智「はぁ……はぁ……間に合った…」
翔「良かった…」
潤のチームの応援席に翔と二人並んで座る
他のメンバーの家族や、友達も見に来ていて
応援団もそれなりに居る
智「潤っ！頑張れ〜♪」
翔「頑張れっ！」
キャッチャーマスクをあげて
潤「大兄！翔兄！(*^O^*)」
嬉しそうに手を振り
俺達の声に答えてくれる
審判のプレーボールっ！！！って掛け声で
試合開始！
試合を見守る
─────────────────────
雅side
タクシーを降りたのが11時近く
雅「ゆっくりね♪」
和「ん♪」
和と二人校庭を目指す
ワーワー！
頑張れ〜！
だんだんと声援が近くに聞こえてくる
雅「もうすぐだよ♪」
和「うん…」
ヒョコヒョコ歩く和を励ましながら
やっと辿り着いた校庭
智「!!( ; ﾛ)ﾟ ﾟか、和？！…雅紀？」
翔「えっ？！」
智「何やってんの？……なんで来たの？」
雅「和がどうしてもって…」
翔「無理させるなょ〜(。＞д＜)」
和「違うの…！俺が雅兄に頼んだの…どうしても、潤君のデビュー戦…応援したかったから…だから、雅兄を叱らないで(つд；*)」
翔「ｸﾞｯ……」
ぐうの音も出ないって…こういう事を言うんだね(笑)
惚れてる相手にウルウルお目目で言われたら
翔兄はもう何も言えない(笑)
翔「……わかったから…叱らないから…こっち来て座りな(#^.^#)」って優しくベンチにエスコート
智「雅紀と潤の為？」
智兄には見透かされてる
雅「うん……俺達の喧嘩…気にしてさ……体…痛いのに…俺達の為に無理してさ……」
智「自分が酷い境遇にいたから……人の痛みがわかるんだ……わかり過ぎるのもどうしたものか…だけどね(苦笑)(^^)」
智兄と二人…
和を見つめて笑い合う
和「バッターボックス…潤君だ♪」
翔「本当だ♪」
和と俺の突然の登場に
すっかり試合がそっちのけになってた(笑)
ネクストサークルで集中してた潤
和と俺の存在に気付いてないみたい
バッターボックスに向う潤に
和「頑張れ〜！潤君！！q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ!」
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
