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翔side
今日は、久しぶりに早く帰れた
皆で夕飯を食べてるんだけど
大好物の唐揚げを前に
元気のない雅紀
ここ数日
遅くまで勉強してるようで
あまり寝れてないみたい
翔「…雅紀？…ほら、お前の好きな唐揚げ♪智兄が、沢山揚げてくれたんだから、いっぱい食べろよ(^^)」
雅「あ………うん」
和「雅兄？」って和が心配してる
雅「大丈夫だよ♪…ちゃんと食べるから…」って和に笑顔を向ける雅紀
でもさ…その笑顔も何時もの雅紀らしくない
潤「あのね！皆に発表があるの！」って
さっきからソワソワしていた潤が話を切り出す
智「何？(^^)」
潤「試合の日が決まりました〜！(*^O^*)」
翔「おぉ〜！いつ？」
潤「来週の日曜日♪」
和「カメラ手入れしておかないと(о´∀`о)」
智「潤の好物、沢山お弁当に入れてあげるね♪」
翔「皆で行くからな♪頑張ってね♪」
潤「ﾝﾌﾌ♪…」
雅「ご馳走さま……」
何時もなら
１番の盛り上げ隊長の雅紀…
箸をおき2階に上がってしまった
それを追いかけて行く潤
潤「ち、ちょっと！まー君！」
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潤side
俺の試合決まったんだよ
何で何にも反応ないの？
試合…来てくれるって言ってくれないの？
約束したじゃん！って心の中で叫びながら
まー君を追いかける
階段上でまー君の腕を掴む
潤「まー君も来てくれるよね？約束…したもんね？ね？」
雅「あの時は行けると思った……でも、やっぱり無理…」
潤「何で？何で？！約束したじゃん！」
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和side
何かやな予感
和「ちょっと、行ってくる…」
潤君の後を追う
雅「っるさいな〜！！無理だって言ってんだろっ！！」
潤「まー君の嘘つきっ！！」
雅「…！……離せよっ！！」
何か珍しく激しい喧嘩…
不安になる
上を見ずに階段を上がっていたら
潤「うわっ！」
雅「ぁ……潤っ！」
何が起こった……
その時は突然の出来事に思考が止まった
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智side
和が様子を見に行ってすぐ
激しく言い争う声
雅紀にしては珍しい
潤も普段はあんなに大きな声で怒らない
いつもと何か違う兄弟喧嘩…
翔も同じ事を思ったみたい
翔「見に行った方が良くない？」
智「そうだね…」
立ち上がったその時…
雅「………潤っ！」
ただならぬ雅紀の叫び声
その後に響いた何かが転がり落ちる音
まさか…
智・翔『…潤っ！！』
階段に走る
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
