・ ページ13
智side
雅紀の夏期講習があったから
今年の夏はお出かけを見送った
夏休みの終わり
潤の誕生日会を盛大に祝う事で穴埋め(笑)
新学期もスタートして
何時もの五十嵐家の朝
和「行って来ます！」
和が家を飛び出して
潤「行って来ま〜す♪」
朝練のある潤がその後家を出る
智「じゃあ、雅紀、後片付け宜しくね♪」
翔「悪いな受験生なのに…」
雅「いいよいいよ♪二人ともお仕事頑張って！」
智「雅紀も遅刻しないようにね♪」
翔「事故だけはやめてな…じゃあ、行って来ます！」
最近は、俺達の方が先に出るから
雅紀が１番最後
受験生に後片付けさせて
悪いな〜って思うけど
雅紀は、何時もの笑顔で
『大丈夫♪気にしないで』って言ってくれるから
甘えてしまっていた…
ある日の夕方
ポストに封筒…
智「雅紀宛てか…」
封筒を見れば
夏期講習を受けていた場所から
模擬テストの結果かな？
そのまま封筒を持って家の中に入る
玄関に雅紀の靴
智「雅紀〜！何か届いてたよ！(*^O^*)」って叫べば
2階からバタバタバタバタって
雅紀が下りてくる
雅「智兄ありがとう♪…お帰り♪」
それだけ言うと、また2階に駆け上がって行ってしまった
部活を引退して
夏期講習を受けて
それからの雅紀は勉強に集中してて
ちょっと痩せたように感じる
智「よし♪今日は、雅紀の好物作るか♪体力つけてもらわないとね(о´∀`о)」
─────────────────────
雅side
やっと来た
模擬テストの結果
どきどきしながら封を切る
雅「……………」
予想していた結果より
かなり悪くて
落ち込む…
何で？…あんなに頑張ったのに…
智兄だって…いろいろやりくりして
夏期講習…行かせてくれたのに…
何で？…何で？…結果に繋がらないの…
どうしよう…高校受験…失敗したら
どうしよう…
もう、9月だよ…時間がない
もっと…もっと…勉強しなきゃ
─────────────────────
潤side
ﾝﾌﾌ♪…試合の日が決まった♪
今日の夕飯の時に皆に発表して
ビックリさせよう(*´-`)
ルンルンで家に帰る
後ろから
和「潤君？」って声をかけられ振り返れば
潤「和♪今帰り？(^^)」
和「うん！潤君…何かいい事あった？(^^)」
潤「え？」
和「スキップしそうな勢いだったからさ(笑)」
潤「ﾝﾌﾌ♪…そう？」
和「ﾌﾌ♪何があったの？」
潤「夕飯の時に話すね(о´∀`о)」
和「えぇ〜…教えてよ〜(°▽°)」
潤「あとでな♪」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：arashiwistomo | 作成日時：2019年3月3日 23時
