パーティーナイト ページ32
和side
今日はクリスマスプレゼントを買いに行こうと思ってたのに…
翔さんに何度も何度もイカされて
和「腰が…痛い…」
ノロノロと布団から這い出てゆっくりと着替えリビングに行けば
翔「おはよう♪体…大丈夫？」
妙にスッキリした顔の翔さんがコーヒーを淹れている
和「大丈夫に見える？」って聞けば
翔「見えない(笑)」
和「買い物に行こうと思ってたんだけど…明日にしようかな…」
翔「車出すよ♪一緒に行く。プレゼント買うんでしょ？」
和「うん」
翔「俺も買いに行こうと思ってたから、売り場で別れて買い物終わったら入り口で待ってれば、お互いに何を買ったかわからないし…一緒に行こう♪」
和「うん♪」
二人でショッピングをしてプレゼントは準備万端！
☆〜☆〜☆〜☆
１２月２４日
１５時００分
五十嵐家のチャイムを押せば
バタバタバタバタｯ
勢いよく開いた扉
雅「いらっしゃ〜い♪和♪…と翔兄」
翔「…ついでみたいに言うんじゃないよ…」
和「こんにちは♪ご無沙汰しちゃって…」
雅「硬い硬い…もう…そんなかしこまった挨拶要らないから〜寒かったでしょ？あがってあがって♪」
和・翔『お邪魔します』
智「あっ♪いらっしゃい♪和スポンジ焼けたからデコろう♪」
和「ありがとうございます♪智さん♪」
クリスマス用のケーキを智さん
雅紀さんの誕生日ケーキを俺が仕上げる
智「涼介君って子…甘いの好きなんだね♪」
和「そうですね♪ちょっと意外でした(笑)」
涼介君の話や近況を話しながらケーキをデコレーションしていく
素人にしたらそこそこ上手くできたな♪って
和「何とかできた♪」
智「生クリーム作るの大変だったね…ハンドミキサー買った方がいいかも…」
和「そんなに頻繁にケーキっていうか…生クリーム作ります？」
智「・・・・・作らない(笑)」
和「じゃ、要らないと思いますけど(笑)」
智「だね…(苦笑)」
仕上げのプレートを真ん中に置くと
智「そろそろ迎えに行かないといけないんじゃない？」
時計を見れば１７時３０分
和「本当だ！ちょっと行って来ます」
智「気を付けてね♪」
和「はーい」
駅まで歩いて１５分
涼介君を迎えに行く
改札前に涼介君発見♪
和「涼介君♪」
涼「あ…和先生♪」
和「いつも制服だから私服の涼介君…新鮮♪」
涼「それを言うなら和先生だって…いつも白衣だから私服新鮮です♪」
和「ﾌﾌｯ♪今日は楽しもうね♪」
涼「はい！」
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作者名：arashiwistomo | 作成日時：2020年6月14日 22時
