第17話 ページ17
「うっし、こんなもんだな」
「「おぉ…！！」」
ペンギンにキッチンを案内してもらい、どの器具をどの様に使ってもいいのか聞いてから料理を始めて3時間ほど経過した。出来た料理達を全てテーブルに運び終えると、皆は匂いに誘われてフラフラと現れた
数人しかいなかったら1時間ほどで終わるけど、20人もいりゃ流石に時間がかかってしまったな、なんて思っているとみんなはお利口に着席して掻き込むように飯に食らいついた
「うんめぇ！！なんだよこれ！！いくらでも食える！」
「見た目もめちゃくちゃ綺麗だし店で食ってるみたいだな！」
「こんな美味いの初めてだ！」
皆が口を揃えて美味しいと言ってくれて思わず嬉しくなった。料理を食べてくれて、しかも美味しいって言ってくれるのなんて生まれて初めてかもしれない
屋敷にいた時は、ちょっと肉が硬かったりワインの量が気に食わないだけで全てなぎ倒されていたからな……
「……あ、キャプテン呼ばねぇと」
すっかり忘れていたキャプテンの存在を思い出し、部屋を出て探す
「おーい、キャプテンー？飯出来たよー？」
呼んでも全く出てこないし、どこにもいない
気が付いたら廊下の一番奥までたどり着く
扉が他の部屋と作りが違うのを見て、多分キャプテンの部屋なんだと思う
「勝手に入ったら殺されるかな……？まぁいいや……飯食わないと元気でないし…」
ドアノブに手をかけて、回す
しかし、ガチャガチャと音が鳴るだけで一切開く様子がない
「っ……あれ、開かねぇ」
何回もやってみるが、ビクともしない
だんだんイライラしてきて、蹴破ろうか悩んでいた時だった
｢うるせぇよ、なんだ｣
寝起きのキャプテンがのっそりと現れて、悲鳴が上がりそうになる
｢……！ご、ごめんキャプテン…寝てたのか…｣
｢あぁ……｣
ギロリと虎のような鋭い眼光に、私はしどろもどろになった
｢いや、ご飯できたから呼んだだけなんだ…眠たかったら後でで……｣
｢……来い｣
｢え？なんで？｣
｢……いいから来い｣
腕を引かれ、部屋に連れていかれた
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( ???)(プロフ) - 早桃さん» 早桃さんまたまたコメントありがとうございます！続編も50♡頂けたので書きます！気長にお待ちください！こちらこそ読んで頂き本当にありがとうございました！白薔薇はこれからも愛されます！ (2022年10月8日 13時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - 完結おめでとうございます！続編見たいです！！！！！！時間があれば、また作ってください、、、🙇♀️本当に面白かったです！ありがとうございました！白薔薇ちゃん愛を知ったんだね、、😭大好きな作品です〜！ (2022年10月8日 12時) (レス) id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ミミネコさん» コメントありがとうございます！お気に召して頂けて嬉しい限りです！タイトル回収何とか出来て良かったです😅拙い所も多々ありますが優しいコメントに救われます！ (2022年10月8日 9時) (レス) @page44 id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - 如月さん» コメントありがとうございます！無理やり終わらせた感否めなくて本当すみません…面白いと言っていただけて感謝しかございません！！ (2022年10月8日 9時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ミミネコ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました。完結おめでとうございます！タイトルの伏線回収（？）がお見事ですげえ！ってなりました（語彙力） (2022年10月8日 9時) (レス) @page44 id: 422ca27ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月24日 1時
