第16話 ページ16
「ったく、お前のせいだからな……」
「私が悪いのかよ！？お前らが煽ったからこうなったんだろうが！！」
「お前ら手を動かせ…また船長に怒られるぞ」
キャプテンをぶん殴った罰として、3人で廊下の床を手で拭いている所だった
シャチが私に文句を言いながら拭いているものだから、私は思わず反論する。後ろキャプテンが監視しているけどそんなのどうでもいい。実際、私はこいつらの為を思って呼んだだけなんだ。それをバカにした2人が悪い。
「てかお前随分手慣れたものだな、早ぇ…」
「これでも雑用メイドだったからな。掃除くらい余裕だ」
「お前がメイドォ〜！？そんな口の利き方でメイドなんかできるのか？お帰りなさいませ！ご主人様！ってか？」
裏声で私の偏見モノマネをするシャチに殺意を抱く
すぐさまゲンコツをして怒鳴り散らした
「んな事言う訳ねぇだろうがこのクソ野郎が！！！テメェやっぱいっぺんくたばれ！！！」
「ってぇ！！あぁん！？やるってのか！！！」
「お前ら…」
「「はっ！？キャプテン/船長…！！！」」
呆れた顔をしながらキャプテンが顔を出した
さっき思いっきりゲンコツを食らっているので、もうお腹いっぱいな所だが…
「バラバラになってやれ。お前ら3人揃うと騒がしい」
そう言って頭を抱えながら部屋の奥へと行ってしまった
「…あ、飯作んねぇとな」
ボソッとペンギンがつぶやく言葉に、思わず反応する
「…お前らが作るのか？」
「あぁ、そうだが」
「…まずそうだから私が作る」
「俺からするとお前が作るって言う方が怖ぇよ…」
「じゃあペンギン、お前一緒に来い。台所の案内だ」
「…そういやさ、お前なんで俺たちの名前知ってるんだ？」
「…え？」
突然聞かれた質問に返せないでいると、さらに聞いてくる
「俺らお前に名前まだ言ってなかったよな？」
「確かに！全然違和感なかったな」
「…お前らの名前、帽子そのまんまかよ」
またしょうもない事で話が盛り上がった
なんか、こうやって普通の人間として扱われたのは初めてだし、敬語を使わないで友達の様に喋れていることを私は幸せだと感じていた。
思わず笑顔になって、ついつい話し込んでしまう。程度で言うと…
「…ガキか。全く」
物陰に隠れて、嬉しそうにしているキャプテンがいる事には気付かないくらいかな
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( ???)(プロフ) - 早桃さん» 早桃さんまたまたコメントありがとうございます！続編も50♡頂けたので書きます！気長にお待ちください！こちらこそ読んで頂き本当にありがとうございました！白薔薇はこれからも愛されます！ (2022年10月8日 13時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - 完結おめでとうございます！続編見たいです！！！！！！時間があれば、また作ってください、、、🙇♀️本当に面白かったです！ありがとうございました！白薔薇ちゃん愛を知ったんだね、、😭大好きな作品です〜！ (2022年10月8日 12時) (レス) id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ミミネコさん» コメントありがとうございます！お気に召して頂けて嬉しい限りです！タイトル回収何とか出来て良かったです😅拙い所も多々ありますが優しいコメントに救われます！ (2022年10月8日 9時) (レス) @page44 id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - 如月さん» コメントありがとうございます！無理やり終わらせた感否めなくて本当すみません…面白いと言っていただけて感謝しかございません！！ (2022年10月8日 9時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ミミネコ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました。完結おめでとうございます！タイトルの伏線回収（？）がお見事ですげえ！ってなりました（語彙力） (2022年10月8日 9時) (レス) @page44 id: 422ca27ace (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月24日 1時
