第七十七話 ページ29
サンジ「…お前ら、俺が鼻歌歌って気づいてねぇとか抜かすんじゃねぇぞ！！」
結局、サンジくんにはもれなくバレてつまみ食いしようとした4人は思い切りゲンコツをくらい、縄で括り付けられ、大きなたんこぶを作り上げていた
サンジ「ったく、Aちゃんを使っておとり作戦とか小賢しいことすんじゃねぇよな」
ゾロ「くっそエロコックのクセに……」
サンジ「あぁ！？テメェの飯抜くぞクソまりも！！」
カオスな現場に、私は困り顔をしてしまう
サンジ「Aちゃんごめんね？騒がしい野郎どもで」
「え、あ、ぜ、全然……！！」
恥ずかしさで顔を合わせられずにいた
サンジ「顔が赤いよ？もしかして体調悪い？」
わかった顔してちょっと意地悪な顔をするサンジくんに少々の腹立たしさを覚えた
分かってるくせに…！分かってるくせにこの人は……！
ナミ「サンジくーん！お腹空いたー！」
サンジ「はっ！！はぁい！！ナミすわぁんの為の特別ディナーをご用意しましたよ！！」
ナミ「きゃー！ありがとうサンジくん♡」
目が飛び出るくらいのハートを出しながらサンジくんは目にも止まらぬ速さでディナーセットを用意した
よく見たら、3人分しかない
ルフィ「んあーー！！？これしかねぇのか！？」
サンジ「レディ達が最優先に決まってるだろぉが！！テメェらは黙ってもう少し待ちやがれ！！！！」
ボガッと言う音と共に、4人に4段目のゲンコツを作り上げる
ナミ「Aちゃーん！ロビンも来たし私達は先に食べてましょ！」
「あ、はぁい！」
ゾロ「テメェ！裏切るのか！！」
「だからやめろって言ったんです！私は知りませんからね！」
ゾロくんにあっかんべをしてテーブルにつく
サンジ「さ、最高のワインをどうぞ」
素敵なシェフに注がれたワインを眺めて、私達女子は先にディナーを食べ始めた
ゾロ「あんにゃろ〜俺たちにももう1発食らわせやがって〜…！！」
ウソップ「ルフィのせいだからな！！！」
ルフィ「俺のせいなのか！！？？」
チョッパー「当たり前だ！！バカヤローー！！！」
食堂がワイワイと賑わう
色々あった、とりあえず…本当にとりあえずだけど…やっと平穏になりそうだなと思った
「…うへ、ワイン初めて飲んだ」
葡萄とアルコールの芳醇な香りがする
今まで過ごした日々と同じくらい、濃い色と匂いがした
ユラユラ揺らしてからグッと口に含み、嫌な事や恥ずかしい記憶は匂いと一緒にかき混ぜて飲み込んだ
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( ???)(プロフ) - さやだよぉぉぉぉさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！サンジとロー様ほんとかっこいいですよね！大好きです…！何度も読み返して頂けるなんて嬉しい限りです！！感謝の気持ちでいっぱいです！ (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
さやだよぉぉぉぉ - ものすごくおもしろいと思います!!サンジとローが推しでして…私はめっちゃ嬉しいです!!何度でも読み返します!! (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: 0a3e9ffe82 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ゆちゃぷさん» ゆちゃぷさんコメントありがとうございます！完全に殴り書きでしたが…！そんなに褒めていただけると書ききった甲斐があります(土下座)また何か妄想が浮かび上がったら書きたいと思いますのでよろしくお願いします！！！ (2022年9月22日 19時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃぷ(プロフ) - すごく面白かったです！更新のペースも早くて、毎日楽しみにしちゃってました！最終話ってなると名残惜しいですが、話もごちゃごちゃしてなくて読みやすくて何よりほんとに面白かったです。 (2022年9月22日 18時) (レス) @page50 id: 724eb0f2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月14日 9時
