第六十五話 ページ17
「サンジくん…ゲホッ」
苦しくて涙目になってサンジくんの名前を呼ぶ
ロー「！！…A」
サンジ「Aちゃん！もう大丈夫だ！俺がいるから！」
「…？」
ロー様が一瞬、悲しそうな顔をしたと同時に正気に戻った顔になった
「ロー、様…？」
あまりにも寂しそうな顔が、気になった
ナミ「Aちゃん！」
その隙に、ナミさんが私の心臓を取り返してくれた
ナミ「Aちゃん！大丈夫！？」
「だ、大丈夫…！ありがとう…」
一旦避難という形で、私達はキッチンに逃げ込んだ
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
全員いなくなった後、船長同士で話し合いが始まった
ルフィ「トラ男！！お前一体どうしたんだ！お前変だぞ！」
ロー「…変、か…」
ルフィ「俺の仲間に手を出したこと、許さねェ」
ロー「…悪かった。」
我に帰ると、ローは申し訳なさそうな顔をして素直に謝った
ルフィ「…なにか、事情があったのか？」
ロー「なんでもねェ…」
ルフィ「お前が、無意味に仲間を傷つける奴だとは思ってねェよ…だけど、今だけは許さないからな」
ロー「…あぁ」
ルフィ「…」
ロー「…麦わら屋」
ルフィ「なんだ」
ロー「…俺は一度、自分の船に戻る。流石に何ヶ月も船長が不在なのはまずいからな…今目の前にある島であいつらが待っていると連絡が来た」
ルフィ「…そうか、分かった」
ロー「同盟は、解消しよう」
「！」
ロー「俺は、お前の仲間に手を出したんだそんな奴と一緒には居られないだろう」
ルフィ「いや、それはダメだ！」
ロー「なっ…」
ルフィ「あいつらも話せばわかる！！トラ男はそんな奴じゃねェってことくらい！！」
ロー「麦わら屋…」
「わっ…！？」
話をこっそり聞いていたら、ルフィくんに引っ張られた
ルフィ「な、Aだって聞いてたし、大丈夫だろ？」
ロー「A…！？」
「………」
ロー「………」
「…ロー様…きっと、私のせいでちょっと気が転じてたんだと思います…」
ロー「A…」
「…ちょっと、頭冷やしましょ…？お互いに」
ロー「…あぁ」
「あと、心臓…戻してくれませんか？」
ロー「A」
「はい？」
ロー「…悪かった、本当に…怖かっただろ」
「怖かったですし、許せない気持ちもありますけど…大人だから許してあげますよ」
んべ、と舌を出して意地悪してやった
ロー「お前は本当…ガキだな」
「あ、そうだ…話したいことがあります。後でお時間ください」
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( ???)(プロフ) - さやだよぉぉぉぉさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！サンジとロー様ほんとかっこいいですよね！大好きです…！何度も読み返して頂けるなんて嬉しい限りです！！感謝の気持ちでいっぱいです！ (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
さやだよぉぉぉぉ - ものすごくおもしろいと思います!!サンジとローが推しでして…私はめっちゃ嬉しいです!!何度でも読み返します!! (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: 0a3e9ffe82 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ゆちゃぷさん» ゆちゃぷさんコメントありがとうございます！完全に殴り書きでしたが…！そんなに褒めていただけると書ききった甲斐があります(土下座)また何か妄想が浮かび上がったら書きたいと思いますのでよろしくお願いします！！！ (2022年9月22日 19時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃぷ(プロフ) - すごく面白かったです！更新のペースも早くて、毎日楽しみにしちゃってました！最終話ってなると名残惜しいですが、話もごちゃごちゃしてなくて読みやすくて何よりほんとに面白かったです。 (2022年9月22日 18時) (レス) @page50 id: 724eb0f2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月14日 9時
