第五十九話 ページ11
取り敢えずフランキーさんに動画を見せて、誤解を解くことに成功した
ただ動画を見せにいくだけで沢山の人がついてきてフランキーさんも少し呆れてた顔をしていて、申し訳ない気持ちになった
フランキー「おめぇの人に好かれる才能には薄々同情するぜ…まぁとりあえず分かったからすきなように使え」
才能、か…
私のこの好かれているのは才能じゃなくて、後天的な悪戯なんだよな…
”うわ、来たよ！万引き犯”
”違うでしょー？色んな男とヤッてるクソビッチでしょ？”
”まじ学校来ないでほしいー”
…本来の私は、嫌われてばっかりだったからな…
「……」
フランキー「どうかしたのかぁ？」
「いえ！なんでもないです！誤解を与えてすみませんでした！」
私は足早に立ち去った
ついでにルフィくんたちから逃げることに成功し、やっとの思いで呼吸を整えながら一人で廊下を歩いていた
「きゃっ…！？」
ロー「そんな声も出せるのか」
そう思ったのは本当に束の間
突然、私の腰をぎゅっと抱き寄せて悪い顔したロー様が現れた
「不意打ちはやめてください…」
嫌な顔を全面に出す
ロー「そんな顔するな…お前、一瞬顔が曇ったから気になっただけだ」
「あー、大した事じゃないですよ」
ロー「そう言ってまた隠すのか、俺はもうお前が1人で泣いてるところは見たくない」
「…また昔話するのは嫌なんです」
ロー「…そうかよ」
チッと舌打ちをして距離を置く
ロー「それにしてもお前、悪魔の実を食べた事後悔するんじゃねぇぞ」
「…後悔してますよ。でもツクルがどうしてもって言うから仕方なくなんです」
そう言うとロー様は眉間に皺を寄せた
ロー「俺はお前を戦いに出すなんて反対だ。危険がすぎる…だから俺から絶対に離れるな」
「…ロー様は本当、照れ隠しが下手ですよね」
ロー「なっ…！？」
私のすました顔を見るや否や顔を真っ赤にし出す
この人、本当に素直じゃないのに顔には出やすい…完全にツンデレだな
「…でもねロー様、私の怪我が治って皆んなを取り敢えず安心させれたけど…本当はあのまま死んでも良かったのかなって思ってた」
ロー「！」
「あの時はルフィくんの迫力に押し負けてしまったし、サボさん達が通りかかってしまったから助かっちゃっただけで…本当は死んで元の世界に行くはずだったんです」
あれ、私なんでこんなこと口走ってるんだ…？
せっかく助けてくれたのに…
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( ???)(プロフ) - さやだよぉぉぉぉさん» コメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！サンジとロー様ほんとかっこいいですよね！大好きです…！何度も読み返して頂けるなんて嬉しい限りです！！感謝の気持ちでいっぱいです！ (2022年9月30日 0時) (
レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
さやだよぉぉぉぉ - ものすごくおもしろいと思います!!サンジとローが推しでして…私はめっちゃ嬉しいです!!何度でも読み返します!! (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: 0a3e9ffe82 (このIDを非表示/違反報告)
( ???)(プロフ) - ゆちゃぷさん» ゆちゃぷさんコメントありがとうございます！完全に殴り書きでしたが…！そんなに褒めていただけると書ききった甲斐があります(土下座)また何か妄想が浮かび上がったら書きたいと思いますのでよろしくお願いします！！！ (2022年9月22日 19時) (レス) id: 53ae6225ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃぷ(プロフ) - すごく面白かったです！更新のペースも早くて、毎日楽しみにしちゃってました！最終話ってなると名残惜しいですが、話もごちゃごちゃしてなくて読みやすくて何よりほんとに面白かったです。 (2022年9月22日 18時) (レス) @page50 id: 724eb0f2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(´・ω・｀) | 作成日時：2022年9月14日 9時
