女子高生が少クラの司会をする話

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試合当日


朝から電車で体育館に向かう

2年の私にはまだもう1回あるけど、先輩にとっては最後だもんな

うん、緊張する



「あ、はなたん(花)！おはよ！」



同い年のはなたん

ちょーかわいいんよ

でもプレーは一級品！ほんまにうまい！



「おはよ〜、朝から元気だね！」


「ありがとう。笑」




そのまま、はなたんと体育館に入った

荷物置いて、先輩たちに挨拶してアップする


…そういえば、今日北斗君以外に誰来るんやろ？




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今日は第3試合


午前中にTOははいってないから外でアップをして中に戻ってユニフォームに着替える




「はぁ！緊張する！」


「かおるん先輩(馨)大丈夫ですよ、いつも通りいきましょう」


「なんか、Aは舞台慣れしてる感じだもんね。笑」


いやいや、私少クラしかしてへんのに。笑


「舞台慣れっていうか、度胸あるよね」


「先輩みんなにあだ名つけるんだもんね。笑」


「それは…まあ、あれですよ」


「あれってなによ。笑」



仲良くなりたかったし、何となくあだ名で呼んだら仲良くなれるかな的なものやんな、うん



前の試合がもう終わるので扉の前で待機する





「あ！Aいたぁ！！！！」


「おおおおおおいい！」


「げ…」




入り口から高身長でなおかつオシャレでイケメンな方々が入ってこられた

めっちゃ目立ってる！



そして聞き覚えのある元気な声…



「ジェシー君、樹君、うるさいで」



北斗君、この人らも連れて来たんか！


「間に合ってるよね？」


「あ、北斗君おはよう！うん全然大丈夫やで、これからアップとってから始まる」




来てくれたのは北斗君、ジェシー君、樹君、そして意外なことに京本君もいた




「京本君も来てくれたんやね！ありがとう！」


「ううん、俺もAがバスケしてるのみたかったから」



京本君とは普通に話すけど、まさか来てくれるとは思わんかった！

嬉しいわ！




「ちょー応援してるからね！頑張れ！」


「俺、Aちゃんのために歌っちゃおっかな！」


「応援はして欲しいけど、歌うのはやめて！」




2人は通常運転やわ、うん


いや、嫌いちゃうねんで？

ただうるさいからさ、うん




「A！そろそろ行くよ！」


「はーい！じゃ、後でな！」


「頑張れ！」


「ん、ありがと！」



さ、気ぃ引き締めな！







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