女子高生が少クラの司会をする話

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その日のまいジャニは緊張で覚えてない




友達にツイッター凄いよ！とか

見たよ！とかLINEが鳴り止まへんかった




ツイッターは少し怖かったけど見てみるとそこまでアンチはなかった


それどころか、また来て欲しいなどプラスなコメントがたくさん寄せられていた




ちょっと嬉しかったのは秘密で





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「A〜！あんなスタッフさんが、まいジャニ来て欲しいって言ってはるんやけど…？」



廉がご飯食べてる時に話す



「え！いいじゃない！行きなよA！」



お母さんが言う



「いいなぁお姉〜」


私のことをお姉と呼ぶのは妹の郡(こおり)


「お姉ばっかズルい！今度は兄弟みんなでってスタッフさんに言っといてな！」


お調子者は郡の双子の兄の紬(つむぎ)

あ、こいつも私のことをお姉って呼んでたわ


「は？俺嫌や」


クールで思春期なのは末っ子の佑(たすく)


「いや、俺にそんな権限ないし！で、Aどーする？」


「んー、せっかくだし行かせてもらおかな？」


「おっけ！言っとく！」




意外と楽しかったし、機会があれば…とかこっそり思ってた




「A、次はお化粧してあげようか？お洋服も選んであげるよ？」



お母さんはかなり乙女

私はあんまりそういうの興味ないからなぁ



「んー、別にいいよ」


「Aはそんままでええやろ」


「お姉が急に色気付くのも変だしね！」



ってことで2回目のまいジャニ収録に行くことになった



今回はちゃんと打ち合わせをしたりするらしい



前回本当によく頑張ったと思うわ、私





「…A姉ちゃん行かなくていいのに…」


「は？何でやねん、佑」


「別に」



なぜか廉と佑は犬猿の仲

兄弟なのにな。笑




「佑はお姉が心配やねん！お姉かわええから！」


「は！？」


「そーそー！お姉が変な人に襲われへんか心配やねんな！」


「なんや！そうやったんか！態度悪くしてゴメンな？」




なんや、そーやったんか



「ち、ち、違うわ！！ごちそうさま！！」



といって佑は出て行ってしまった

ツンデレ〜



「照れてるなぁ」


「もー、紬も郡もいじりすぎなんだよ」


「「てへっ」」



さすが双子、息ぴったり

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