女子高生が少クラの司会をする話

Princeの楽屋 ページ20

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ガチャッ



「こんちゃーっす」


「お！A！」


「今日はうちの楽屋なんだ」



2人イチャイチャしてたんかな

席隣で雑誌読んでる



「お邪魔しますねー」


「うん、ねえA、これどう思う？」


「ん？」



玄樹君に見せられたのは雑誌


題名は『カップルで行きたい！デートスポット10選！』


わお、こんなの見てたんや




「神宮寺と行こっかなーって、どこがいいかな？」


「ん？んー、好きな人と一緒やったらどこでもええんちゃう？」


「そっか！じゃあちゃんと考えよ〜」




カップルかってんだ

ラブラブやな！





「じゃあ、Aは俺と行こーぜ！」


「「え」」



じん君も玄樹君も私も声をそろえてしもた



「な、なんだよ！」


「なんやー？デートのお誘い？」


「ち、ち、違うよ！？ただ、行ってみたいなーと思って！」


「なら、行く？ええよ別に」


「やめときな〜、岸君ムッツリだよー」



ふはっ。笑

岸君そんな人やったんや。笑



「やめろよ！Aの前でよういう事言うの！」


「事実なんや。笑」


「違うって！」



必死か



「ええよ、今度行こか」


「え！？いいの！？」


「みんなでな！2人で遭遇とか出ても面倒やん！」


「あ、あー…そっか」



ちょっとションボリする岸君

いや、私と2人が良かったん！？




「その時は俺たちも誘ってよね」


「もちろん！玄樹君もじん君も一緒に行こな！」


「おー！楽しみになってきた！」


「お、そろそろ本番やね！行こっか！」




みんな忙しいし、いつになるかわからんけど。笑





・





「あっ！Aちゃーーーーん！今日もがんばろな！」


「うん、そーやな紫耀君」



廊下を歩いていていつも通りの声を聞く

だんだん慣れてきてしまっていう




「あ、紫耀君も一緒に行く？princeのみんなと仲よかったよな？」


「え！？どこ行くの？」


「まだ、決まってないけど遊びに行くねん」


「行く行く！！Aちゃんとデートやろ！？ー



いや、みんなやゆーてんのに。笑



「違うよ紫耀、俺らみんなで行くの！」


「あ、玄樹達もか！じゃあ車出す？」



そっか、紫耀君とかみんな免許持ってるんや

助かるなぁ



「うん！お願いやで！誰が運転上手なん？」


「「俺！」」



おい

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