第三話 依頼 ページ4
「今は情報漏洩が表沙汰にならないようボーダーの
中でも情報統制がされていますが
其れも隠し通せるか如何か・・・・・」
唐沢は苦笑いしながら云った。
『そうですか・・・・・
確かに内部から再び洩れる可能性も否定出来ませ
んね・・・犯人特定には至っていませんし
でも何故其れを
?
軍警でも事足りる筈です』
そう云えば相手は再び苦笑いした後、急に表情を変えた。
「此方にも色々有るんですよ
警察はおろか市民にも教える事の出来ない事も色
々有るんで」
『成程』淳はそう云って頷く。
『簡単には口外しない武装探偵社に依頼を・・・・
・・____
と云うことですね』
チラリと福沢を見れば彼はこくりと小さく頷く。
判りました。
そう云う意味も込めて私は笑った。
『___判りました
其の依頼 お受けしましょう
只 何点かお頼みしたい事が有ります』
『其の一』淳は云う。
『依頼を受け捜査をする以上 ボーダーで或る貴方方
には情報提供をお願いします
ボーダー内の地理
隊員の簡単な紹介
其の過程の中で若しかしたら機密情報にも関わる
事が有るでしょう
其のような機密情報____とは云っても教える
事が出来たら の話なのですが
出来れば提供をお願いします』
唐沢と迅は互いに目配せした後こくりと頷く。
唐沢の頬を冷や汗が伝っていた。
『其の二』淳は薄ら笑みを浮かべると云った。
『捜査をする上で 私の
勿論私独りで行く場合も有りますが
万が一相手が異能力者だった場合 私の手には負え
ませんから 』
『途中で怪我をするか死/ぬかの二通りですねぇ』異能の力を知っている為か、彼女の瞳が少し濁り口調が変わった。
「あの」
迅が尋ねる。
「貴女は其の・・・異能力を持っているのですか?」
迅の質問に少し間が空いた後、彼女は『はい』と云った。
『詳しい事はお教え出来ませんが 私も異能を使う
事ができます
只___私の異能は人を操ってしまうので』
『精神操作系の異能は忌み嫌われていましてね?
私は色々或って今 此処にいるのです』
ふと淳の瞳から濁りは消えた。
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RAIN@元アラジンlove(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます。ワートリと文ストのクロスオーバーの話なら考えているのですが銀魂の方は大まかなストーリしか知っていないのでご期待に添えるかは分かりません。なかなか占ツクに顔を出す事が出来ませんがこれからも宜しくお願いします。 (2017年9月23日 18時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きですもし今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーとコラボかトリップか転生した黒バスかアニメKか銀魂の銀時か高杉の姉か妹の作品が読んでみたいです説明が下手ならすみませんこれからも体調にきよつけてがんばてください。 (2017年9月23日 16時) (レス) id: 14f5017be6 (このIDを非表示/違反報告)
RAIN@元アラジンlove(プロフ) - ひかるさん» コメントありがとうございます。なかなか占ツクに浮上する事ができませんが更新頑張りたいと思います。 (2017年6月17日 22時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - ウォォォ!続きが気になります。(>_<)更新頑張って下さい! (2017年6月17日 14時) (レス) id: c10de46325 (このIDを非表示/違反報告)
RAIN@元アラジンlove(プロフ) - ふにゃたさん» コメントありがとうございます。更新頑張りたいと思います。 (2017年4月3日 21時) (レス) id: 5aca2d49f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨雫 | 作成日時:2017年2月24日 23時