53本 ジミンside ページ5
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ユンギ課長からメールが入った。
もちろん、キムテヒョンの住所だ。
俺はヒョンの速さに思わず笑みを零して隣のウサギジョングクを見た。
…いや、なんて顔してるんだよ!?
凄く軽蔑したような目で見てるよ!?
ジョングク「…何か分かったの?」
ジミン「その顔のまま聞くなよ…。キムテヒョンの居場所が分かったかもしれない。とにかく、家に向かってみよう!」
俺は車をテヒョンのアパートまで走らせた。
その間、俺達は無言で…なんていうか…気まづいのかな…?
だってこいつ、俺の大好きなAと同棲しているんだよ!?
…いくら前世が兎だったとしても男だ。
あーもー!
考えたら余計にイライラする!
ジョングク「赤」
ジミン「へ!?」
目の前の信号を見ると赤になっていたのに俺はそのままのスピードだったから急いで急ブレーキをかけた。
間一髪、交差点に入ることなく停車する事はできた。
ジミン「はぁ…っ、びっくりした〜」
ジョングク「それはこっちの台詞…」
ジミン「それより、なんで赤信号は止まれだって知ってたの?」
だってこいつ、兎…。
ジョングク「ジミンがいつも赤になると止まっていたから覚えた」
真顔で淡々と話された。
いや、うん、天才兎かよ。
ジミン「…あとさ、やっぱり敬語は話せない?俺多分お前より年上だけど…」
ジョングク「?敬語って何ゴリラジミン」
ジミン「やいこら!ゴリラ言うな!…ったく、A覚えておけよ!」
俺は唇を尖らせて運転に集中した。
しばらく走ると、キムテヒョンのアパートらしき前に着いた。
俺は怪しまれないように、近くのファミリーレストランに車を停めた。
ジミン「いいか。郵便配達のフリをして潜入するぞ」
ジョングク「…郵便配達…?」
ジミン「あ、そっか、それも分からないか…。うーん、…とりあえず!俺の後ろに隠れてて!」
ジョングク「分かった」
よし、とりあえずベタかもしれないけど、潜入したらこっちのもん。
キムテヒョンがどれくらい筋肉あるか知らないけど、こっちは俺とこのムキムキのウサギジョングクがいるからな!
俺がジョングクの身体を無意識に見ていたらジョングクに気付かれて目が合ってしまった。
ジミン「あ…」
ジョングク「………えっち」
どこでそんな言葉覚えてきたのーー!!?
冷ややかな目で言われたこと…忘れないよ(泣)
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ナイトウルフ - ジミンの扱いが...ww グク可愛すぎて私の表情筋がゆるゆるでした!!笑 続き待ってます✨ (7月31日 20時) (レス) @page19 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
いっつ - このお話とても最高です!! 更新楽しみにしてます♪ (2019年4月3日 18時) (レス) id: 03ebfc193d (このIDを非表示/違反報告)
riyon - このお話大好きです!更新がんばってください!(#^.^#) (2018年11月25日 15時) (レス) id: 6c2fd244f1 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 凄く面白かったです!出来ればグクとハッピーエンドがいいです!更新楽しみにしてます笑 (2018年8月14日 23時) (レス) id: 8e0d832030 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております!(*^ω^*) (2018年1月24日 18時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サク | 作成日時:2017年1月24日 16時