60本 ページ12
.
ﾃﾋｮﾝ「ふざけんなよ！！！」
頬を抑えながらジョングクを睨み付けるテヒョン。
私は怖くてジョングクの後ろに隠れながらジミンをチラッと見た。
…まだ起きてないし…。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「許さない」
ジョングクはテヒョンの胸ぐらを掴んで持ち上げた。
ﾃﾋｮﾝ「離せ！！！このデカ兎！！！！」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「Aを傷付けないで」
ﾃﾋｮﾝ「黙れよ！！！俺とAの事なんか知らないくせに！！！好きだって言ったら兎は消えるんだろ！？！？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「……っ」
ﾃﾋｮﾝ「俺はいつだって言える！！！Aを愛してるって！！！言えないんだろ！？！？」
半笑いで叫ぶテヒョンに、ジョングクを唇を噛み締めながら睨んでいた。
ﾃﾋｮﾝ「にひひ、やっぱり言えないっ！」
テヒョンが話し終わる前に今度はお腹を思いっ切り殴ったジョングク。
流石に痛すぎたのか、その場にうずくまるテヒョン。
「ジョングク！！もういいよ、行こう！？」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「許せない…っ」
「テヒョンに八つ当たりしても無意味だから！！」
私はまたテヒョンを殴ろうとするジョングクを必死に掴んで止める。
ｼﾞﾐﾝ「んうぅ……っ、うるさ、…え！？！？」
ここでやっと起きたゴリラジミン。
目の前の光景に小さい目をめいいっぱい見開いで口を開けている。
…すごい顔してるよ。
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「わかった、行こう」
ジョングクは私の手首を縛っていた縄を解いてくれた。
ﾃﾋｮﾝ「まて、よ…！」
お腹を抑えながらジョングクの脚を掴んでくるテヒョン。
ジミン「テヒョン、もう諦めてよ。Aを愛する資格なんて、お前にはない」
まだ縛られたままのジミンが急にテヒョンに向かって冷たく放つ。
それを聞いたテヒョンは青ざめた表情をして涙を流し始めた。
ﾃﾋｮﾝ「……めん、…ごめん……っ、Aっ」
急に泣き出すもんだから、ジョングクも無理矢理振り払う事が出来なかった。
「…警察に突き出したりしないから、もう私には関わらないで」
ﾃﾋｮﾝ「わかっ…た、ごめん……っ」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「A、自分の服は？」
「あぁ…、もう着れない状態になっちゃったから」
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そっか……、じゃあ僕の着て」
そう言うと自分の着ていたパーカーを脱ぎ出すジョングク。
てか下タンクトップなの？！？
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「そのTシャツ脱いでこれ着て」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1589人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナイトウルフ - ジミンの扱いが...ww グク可愛すぎて私の表情筋がゆるゆるでした！！笑 続き待ってます✨ (7月31日 20時) (
レス) @page19 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
いっつ - このお話とても最高です!! 更新楽しみにしてます♪ (2019年4月3日 18時) (レス) id: 03ebfc193d (このIDを非表示/違反報告)
riyon - このお話大好きです!更新がんばってください!(#^.^#) (2018年11月25日 15時) (レス) id: 6c2fd244f1 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 凄く面白かったです！出来ればグクとハッピーエンドがいいです！更新楽しみにしてます笑 (2018年8月14日 23時) (レス) id: 8e0d832030 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2018年1月24日 18時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サク
| 作成日時：2017年1月24日 16時
