59本 ｼﾞｮﾝｸﾞｸside ページ11
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身体に痛みを感じながら、暗闇から意識が戻っていく。
…なんか、肌のぶつかり合う音が聞こえる…。
なんだろう……。
あ、そういえばAは…？どこ…？
「んん……A…っ」
すると肌がぶつかりあってたところから、お目覚め？と男の人の声が聞こえてきた。
「A……？」
目を開けると、そこには想像もつかなかった嫌な光景があった。
Aがテヒョンの上に座っていた。
しかも顔を赤くして、涙目で…。
Aから小さい声で「見ないで……っ」と聞こえた。
あぁ…、僕は地獄を見ているんだ……。
ﾃﾋｮﾝ「にひひ〜！おはよう！兎くん！！」
「………っ」
ﾃﾋｮﾝ「あれ？ノーコメント？」
A「ひゃあ！」
テヒョンが下からAを突き上げた。
…これは明らかにしてる……こうび。
というか、隣のゴリラはまだ気を失ってるの？
「Aを離して」
ﾃﾋｮﾝ「嫌に決まってる。お前に渡す訳ない」
「……隣のゴリラに譲る…」
ﾃﾋｮﾝ「その人ゴリラなの！？！？」
なんで僕はこんな最低な人とコントしてるんだ…、落ち着け。
A「ジョングク……ごめんね…」
あぁ、A、そんな顔しないで。
そんな悲しい表情なんてさせたくないよ。
ﾃﾋｮﾝ「ねぇねぇ！悔しい？俺にAを取られて！」
A「うっ…」
テヒョンはAの首元に舌をわざとらしく這わせた。
さすがの僕も、これはイラッときた。
「いい加減に、しろ」
ﾃﾋｮﾝ「や〜だ〜ね！」
余裕の笑みを浮かべる最低ライオンに、僕は怒りが隠せない。
……負けない、僕は、Aが好きだから！
ｼﾞｮﾝｸﾞｸ「ぐっ！」
ﾃﾋｮﾝ「何してんの！？」
僕は腕に絡みついてる縄を力だけで引き裂こうとした。
それを見たテヒョンがビックリしている。
Aは心配そうに僕を見詰めている。
兎を………バカにしないでっ！
ブチッ！！！
ﾃﾋｮﾝ「へ？」
その次の瞬間、僕はAを急いで自分の方に持ち上げるように引き寄せてテヒョンの顔に1発、思いっ切りパンチを入れた。
A「ジョングク！？」
Aは何が起きたか分からないみたいで、僕とテヒョンを交互に見ている。
「…兎パンチ」
僕はソファに転がりながら頬を抑えて叫ぶテヒョンを見下げた。
…自分のオスくらい、隠したら？なんて
「A。待ってて」
そして、自分の後ろにAを隠した。
兎をバカにした罰だ。
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ナイトウルフ - ジミンの扱いが...ww グク可愛すぎて私の表情筋がゆるゆるでした！！笑 続き待ってます✨ (7月31日 20時) (
レス) @page19 id: 9130adbc3c (このIDを非表示/違反報告)
いっつ - このお話とても最高です!! 更新楽しみにしてます♪ (2019年4月3日 18時) (レス) id: 03ebfc193d (このIDを非表示/違反報告)
riyon - このお話大好きです!更新がんばってください!(#^.^#) (2018年11月25日 15時) (レス) id: 6c2fd244f1 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - 凄く面白かったです！出来ればグクとハッピーエンドがいいです！更新楽しみにしてます笑 (2018年8月14日 23時) (レス) id: 8e0d832030 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2018年1月24日 18時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サク
| 作成日時：2017年1月24日 16時
