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1月16日 ページ1
ガチャッ
「ただい………『ハッピーバースデー!』
「ビックリしたぁ…、Aかぁ」
『ちょっと!反応薄くない?』
「そんなことないよ」
今日は彼氏である雄登の誕生日。
驚かせようと、雄登のお母さんに頼んで、家に忍ばせてもらった。
『はい!誕生日プレゼント!』
「ありがとう、」
なんだか私だけが好きみたいで、雄登の方が冷たすぎて、
学校では私がひとりで舞い上がってるように見えちゃうの。
ちょっと寂しいんだけどなぁ。
『ねぇ、雄登』
「ん、?」
『大好きだよ』
「………俺も、」
『えっ、』
「何?」
『だって、雄登が、こう、愛情表現っていうの?してくれるってさ、思わないし』
これ以上ないってくらい動揺して。
やっぱ雄登のことが大好きで。
頭がパンクしちゃうそう。
「俺も、Aのことが好き、だから。17歳の俺とも一緒にいてね」
冷静を装っているけど。
耳が赤くなってること、内緒にしておくね。
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作者名:skyt | 作成日時:2019年1月7日 16時