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【塾での出会い】 ページ10
大毅「やっぱ高校生やしさ、Aも塾行かへん？」
そうしげに誘われたのは、高校に入学してすぐだった。
断る理由もないし、しげと一緒に入塾。
個人経営らしく、雰囲気も和やか。
「この塾の唯一の講師、中間です」
大毅「『お願いします」』
中間「基本的には生徒の要望に合わせて授業をしてます。
この分野がわからない〜ってところを俺が教える、みたいな」
大毅「あの〜…、他に生徒おらんのですか？」
中間「おらんよ」
うわぁ、なんだか不安になってきた。
てことは、しげとふたりきり？
大毅「生徒は俺らふたりきりか、」
『ね、』
中間「あ〜、ごめん勘違いさせた。もうひとりおるわ」
『どんな人なんですか、？』
中間「俺の弟。淳太〜！」
淳太「なんや兄貴……って、誰やねん」
中間「お前の高校の後輩らしいで、」
大毅「1年の重岡大毅です、」
『虹川Aです、こんにちは』
淳太「2年の中間淳太です。うん、よろしくな」
これから1年経って。塾が楽しくて週4で通っている。
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作者名：skyt | 作成日時：2018年10月4日 22時
