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結局、好きな人の名前を教えてもらえぬまま、夕食が終わり、海辺で花火大会。





『私、あんまり手持ち花火はしたことないなぁ』





夏海「見に行く方が多い?」





大毅「毎年、俺と行ってんねんで」





智洋「ほんま仲ええなぁ」





手持ち花火も楽しくて。とってもいい思い出になりそう。





夏海「バケツの水変えてくるわ」





大毅「春田、俺も手伝うで〜」





夏海「ありがとう、」





夏海もしげも行っちゃって、神ちゃんとふたりきり。





ふたりきりで話すことはなかなかなくて、ちょっと緊張。





智洋「…………風、涼しいな」





『せやね、もっと暑いと思ってた』





智洋「虹川ちゃんとふたりで話すってなかなかないから、ちょっと緊張するわ(笑)」





『私もちょうど同じこと思ってたわ(笑)』





神ちゃんと過ごす時間は、ゆったりしていて、居心地が良い。

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作者名:skyt | 作成日時:2018年10月4日 22時

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