お断りします、景光くん！ (ページ3)

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後輩くんは狼くんページ3

最初のプロポーズから約一週間。あれから諸伏君は休み時間の度に私の教室にやってきてはプロポーズをしてきます。

「先輩！」

「なによ？」

「結婚しt「あ！今日用事あるからバイバイ！！」……」

そしてこんな感じにのらりくらりとかわすのが日常化しつつある。周りの生徒も、最初は嫉妬や好奇心の視線を向けることもあったが、だんだんとあーはいはい惚気ね、と言うようになった。

そして今日。今日はまだプロポーズはされていない。放課後になってもされないので、今日はされないのかな？と思っていた。

そう、思って“いた”。

「先輩。」

呼び出されたと思ったら、

「先輩、簡単に来ちゃダメですよ？」

目の前には、蕩けるような目と笑顔を浮かべた私の後輩。

「こうやって、」

グイ、と顎を掴まれ上を向かされる。諸伏君と目が合うと、ますます笑みを深める。

「食べられちゃいますよ？」

ちゅっ、とリップ音が空き教室に響くと同時に、自分の唇に温かい熱を持った何かが当たるのを感じた。え、と頭の中が真っ白になって、その場にへたりと座り込む。そして彼の唇が自分のそれに当たったのが分かると、ボッと一気に顔に熱が集まるのが分かった。

「え、な、あ……えっ？！」

諸伏君はニヤリと笑みを浮かべると、私の手を取って引っ張って立たせて、

「俺を舐めてると……」

食べられますよ？と耳に囁かれ、ビクッと肩を震えさせる。恐る恐る彼を見上げると、そこにはいつもの笑顔を浮かべた彼がいた。

彼は自分の荷物を持って教室の扉に手をつき、思い出したようにこちらを振り返った。

「景光です、先輩。」

じゃ、そういうことで。

そう言って去っていった彼に、私はほんの少し後悔した。

私が、今まで彼をただの後輩だと思い込んでいたことに。

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ヤバいノリで書いたから話が続かないわ。

どうしよう