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ASide
A「これ左右で違いますか？」
リドカインテープの効果を確認したくて、左右の手の甲を軽くこすってみる。
紫耀「んー、確かに左がちょっと鈍いかも」
少しは効いてるのかな…。
私が準備してると、平野さんは点滴の針を見て呟く。
紫耀「さっきより針が細い…」
A「あ…そうなんです。今日はとりあえず細い針で点滴を入れたいなって思っていて。太い針の点滴は、明日平野さんが手術する時に、麻酔で眠ってしまってから入れて下さいって、さっき手術室の看護師にお願いしたんです」
紫耀「いいんですか…？」
A「麻酔で眠ってからの方が点滴入りやすいし、痛みも感じないし…。あ、でも平野さんのためだけじゃなく、私も細い針の方が入れやすいから、ですよ？」
紫耀「そっか…」
駆血帯を巻き手を消毒すると、平野さんが目をギュッと閉じているので、できるだけ優しく声を掛ける。
A「平野さん、ゆっくり息吐きましょう。少しチクってするかもですけど、すぐ終わらせるので少し頑張りましょうね」
深呼吸する余裕はないみたいで、でも首を小さく縦に振ってくれる。
…。
…よし、入った！
神様、ありがとうございます…！
駆血帯を外して輸液をつなぐと、その音で平野さんが目を開ける。
紫耀「入った…？」
A「入りました！テープで固定するので、もう少しこのまま手を動かさないで下さいね」
点滴の針をテープで固定していると、平野さんが点滴が入ったところを真顔でじっと見ていて。
大丈夫かな…痛かったのかな…？
紫耀「…全然、痛くなかった…」
A「ほんとですか？よかった…」
嬉しくてそう言いかけると。
紫耀「やっぱ…魔法のシールじゃんっ」
平野さんはそう言って、キレイな顔をくしゃっとさせて笑った。
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あかり(プロフ) - しゅんPさんのこともそうなんですね(*^^*)キャラ崩壊しないよう（笑）、もっとしっかり調べて書いていきますね。 (2019年5月23日 12時) (
レス) id: 552cca0e3c (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - かいちん♪さん» ありがとうございます(o^^o)お話を書く時は治療のことなどいろいろ調べてはいますが、私は素人なのできっと現実的なお話にはなっていないと思います。だからかいちん♪さんの言葉がとても嬉しいです！ (2019年5月23日 11時) (レス) id: 552cca0e3c (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪ - しゅんPさんは医師と芸人の二足のわらじを履きながらもみんなを笑顔にしてくれるとこが好きです(*^^*) たまたま主人公ちゃんやキンプリメンバーと廊下ですれ違う、とかごくわずかでも大丈夫です！ (2019年5月22日 23時) (レス) id: 8b1261ed43 (このIDを非表示/違反報告)
かいちん♪ - とても患者さん想いで、1人ひとりと真剣に向き合ってくれるとこが好きで、その辺りは本当に現場をよく見ているなと思いました(*^^*) (2019年5月22日 23時) (レス) id: 8b1261ed43 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - みほさん» 甘えてわがまま言って駄々こねて病院行くの嫌がって…歯医者さんのお話が書きたくなってきました笑。でも歯医者さんに看護師さんいないし…笑。どれくらい振り切って書けるかわからないですけど、メンバーとの場面を多く描くようにしますね(*^^*) (2019年5月21日 20時) (レス) id: 552cca0e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2019年3月23日 10時
