雨が降る日に僕は弐【文スト×ヒロアカ】 (ページ9)

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僕の物語50 ページ9

『ふぅ、着いた』

ポートマフィア本部から武装探偵社迄はそこそこ距離がある

喉も乾いたしうずまきで一休みでもしようか、と足を1歩踏み入れようとした時である

「あー！奪飴さんじゃないですかぁー！」

金髪にオーバーオール

遠くから見ても直ぐに分かる

『賢治くんだー！久し振りだね』

宮「奪飴さんこそお久しぶりです」

皆さんご察しの通り武装探偵社員、宮沢賢治である

与「おやおや、誰かと思ったら奪飴かい」

谷「奪飴ちゃん！元気そうだn」

ナ「奪飴さーーーん！！お元気で？」

賢治くんの声で気付いたのか与謝野さん、谷崎さん、ナオミちゃんが近付いて来る

『今からうずまきに行こうと思うのですが一緒にどうですか？？』

すると一斉に頷く面々たち

与「いやぁ、近頃は蒸し暑いねェ」

『本当にやる気が失せます』

などと日々の愚痴を吐く

どうしてポートマフィア補佐の僕が武装探偵社と親交があるのかと言うと

以前三毛猫を探しているという張り紙を見つけ

偶然か必然か分からないが直ぐ横を例の三毛猫が通り張り紙に書いていた住所に引渡しに行ったのがきっかけだ

そう、その住所こそ武装探偵社だったのだ

猫を探していたという女性は春野綺羅子といった

お礼にとうずまきで食事をしていた所

太宰さんに会い口説かれた

太「やァ麗しきご婦人是非とも私と心中しないかい？」

『えっ、太宰さん？ですか？？！』

太「その声はもしや奪飴.....かい？」

『そうです』

太「こりゃあ驚いた少し見ないうちにこんなに綺麗になって....！」

「太宰の阿呆！！！出会って早々口説く奴があるか！！」

太「ヘブっっ」

『あっ』

飛ばされた太宰さんが回し蹴りされた

太「いててて、くにきーだくん！痛いじゃあないかい！」

恐ろし生命力だ。これが数年ぶりに出会った太宰さんの印象だ

それから太宰さんを通じ探偵社の皆さんと仲良くなったのだ

現に敦と太宰さんと任務も同じだし楽しくはやれている.........はず