僕の物語38 ページ41
其の日久し振りに幸せな夢を見た
「...!!!どうしたの？そっか〜…は良いお嫁さんになれるわ！」
『兄さんのお嫁さんになる！』
良いお嫁さん…そうだあの日僕達家族の時間が止まった日
僕はそんな話をした気がする
これが本当か嘘かなんて知らないけど
今はそんな朧気な夢でも幸せだ
僕のせいで時間が止まった
僕があの日に産まれてなければ
僕さえ居なければ今も幸せに暮らしていたのに
僕が居なかったらあんな辛い思いはしなかったのに
僕が居ない世界はきっと何も変わらないのに
「おーい、大丈夫かー？」
そんな声が聞こえる
ガタガタと揺さぶられる感覚がある
『ん.....？』
「よォ、起きたか唸ってたけど大丈夫か？」
『え、』
目を見張った
あの時僕を助けてくれた青年が居たから
『僕は奪飴』
中「そうか奪飴か、俺は中原中也だ」
『中也、、さん？』
そう、ヨコハマ裏社会史上最悪の死者を生んだ
竜頭抗争前の中也さん
中「そうだ手前歳は幾つだ？」
『歳....？確かー、11ぐらいな筈だけど』
中「まぁ身長的にはそうだな俺は14だ」
中「所で奪飴、ポートマフィアについて教える」
『う、うん』
中「ポートマフィアは裏社会に生きる組織だまァ勿論ポートマフィアを裏切る奴には制裁が必要だな。そしてこの組織には3つの掟がある。奪飴!!よォーく聞いてr」
「やァ!!!君が新入りかい？」
中「太宰!!!手前なんで今入ってきやがる！」
『太宰？』
太「嗚呼私が太宰。太宰治さ君は奪飴と言ったね！そして今はマフィアについて説明を受けていたのかい？」
中「そうだよ!!!くそ太宰が入ってこなけりゃもう説明終わってたンだよ!!!」
『太宰さん、奪飴です。よろしくお願いします』
太「嗚呼よろしく。仕方が無いね私が其の3つの掟を教えてあげよう。先ず1つ目、首領の命令には絶対に従うこと。2つ目、組織を裏切らないこと。3つ目、受けた攻撃は必ずそれ以上にして返すこと。どうだい？分かってくれた？」
『少し分からない…』
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林檎飴(プロフ) - 彩葉さん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！ (2018年11月18日 21時) (
レス) id: 75a57f4a03 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - 最高ですありがとうございます（コメント失礼します (2018年11月17日 2時) (レス) id: d602f7614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2018年10月23日 2時
