僕の物語34 ページ36
少し僕の昔話をしてあげる
あの日、僕の誕生日の日
僕達はお昼御飯で蕎麦屋に行く途中だった
雨が降って居たけど僕はどうしても歩きたかった
だって叔母からのプレゼントは傘だったから
4人でたわい無い話をした
偶に会う紅白頭が特徴的なしょうくんにも
会えるかななんて思ってた
知ってる、轟焦凍くんの幼い頃に僕と良く遊んで居たし、雄英で会った時も直ぐに分かった
ドンッ
僕は前が見えてなかった其のせいで如何にも怖い人
にぶつかった
運が悪かったなァ
そう言って不気味な笑顔で光る物を突き出してきたんだ
痛かった
怖かった
咄嗟に母が僕を庇った
目の前で母が殺された刃物に首を刺されたの
叔母は其れを止めようとしてでも僕や兄さんを
護ろうと必死だったんだけど若い男の人の力にゃ
敵わなかった
兄さんは優しかった
いつも僕を護ってくれたり仲良くしてくれた
最期まで僕を可愛がってくれたんだ
怖くて目を閉じた
余りの恐怖で気絶した
何時間かして目が覚めた僕は絶句した
僕の上には血塗れの兄さん、背中にどの位刺し傷が
有るのか分からない程傷を覆った叔母、そして大好きだった母は余りに惨かった
運悪くその日は遠回りをしたから人気の少ない路地を歩いていた
僕達家族は数時間前で時間が止まった
何が何だかんだ分からなくて叫んだ筈だったんだけど声が出なくて‥
取り敢えず誰かに気付いて欲しかったから歩いた
僕は何箇所か刺されて居たようだけど其の時は何処も痛く無かった
叔母からのプレゼントの傘は真っ白に黄色いお星様が輝いて居たのに今はもう血塗られて輝きなんて消えてた
その日から僕は捨て子になった
声を掛けて貰ったその紳士は僕に
「何処から来たの？見窄らしいねェ、ねぇ家においで温めてあげるよ」
って言ってくれたんだ
でもその言葉を聞いても何も感じなかった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
長らくお待たせしてすみません！
ある紳士の言葉はお気付きの方も居ると思いますが
羽生まゐごさんのハレハレヤの歌詞を
少し省略しましたが使わせて頂きました！
奪『あーと！！こんちゃ奪飴です。僕の過去編はもう少し続きますが宜しくお願いしますね！！！』
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林檎飴(プロフ) - 彩葉さん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！ (2018年11月18日 21時) (
レス) id: 75a57f4a03 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - 最高ですありがとうございます（コメント失礼します (2018年11月17日 2時) (レス) id: d602f7614c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2018年10月23日 2時
