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黒のスーツに白いネクタイ。
髪もちゃんとセットしてて、すごくかっこいい。
そんな先生を前にすると、言葉よりも涙が出そうになる。
『先生、』
「ん？」
何度も聞いた先生の声が、優しく響く。
『今日卒業したから、』
「うん、おめでとう」
『…もう高校生じゃないから、来たんです』
「うん」
声が震えて、言いたいこともまとまらないけど、
�霤沈萓犬詫イ靴�答えてくれる。
『いっぱい迷惑かけてすみませんでした』
「そんなことないよ」
『…迷惑やって分かってても、』
我慢してたけど、涙が落ちてしまう。
ひと粒落ちると、もうとめどない。
「ゆっくりでええよ」
ふわっと先生の香水が香って
距離が近いことに気付いた。
先生が優しく親指で涙を拭ってくれる。
何度も。
『先生は誰にでも優しいから、勘違いするんです』
「ごめんなぁ」
謝る先生の表情は涙で見えないけど
なんとなく、想像できる。
『好きなの、辞めようと思ったけど…できませんでした』
「…うん」
『先生…大好きです』
「俺もやで」
唇が優しく重なった。
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レモンスカッシュ(プロフ) - すごく良かったです。泣きました。できたら、おまけ、もっと欲しいです！何なら結婚までとか。何か、とき。さんの、好きです。 (2019年11月2日 11時) (
レス) id: a0ade725bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とき。 | 作成日時：2019年10月7日 17時
